フェラーリF355のタイミングベルト交換[ベテラン整備士のつぶやき]

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Ferrari F355 1994 (出典:favcars.com)

Ferrari F355 1994 (出典:favcars.com)

知人にフェラーリF355のタイミングベルト交換作業について相談を受けました。経験は今まで無く、1度は行なってみたいとは思っていました。タイミングベルトの定期交換のメーカー指示は、4年もしくは40,000kmが推奨されています。毎回の車検時期に交換する方も非常に多いです。

ディーラーに作業を依頼すると

ディーラーに作業を依頼すると、だいたい4泊5日のペースで預ける事になります。当然、予約が必要で基本的に代車の対応はありません。東京都内は3箇所ディーラーがありますが、どちらも対応は同じです。搬入に1人で行った場合は、帰りは公共交通を利用して戻らねばなりません。

または、レンタカーなどで積載車に積み込んでの搬入が必要です。このオーナーさんが前回作業を完了した際の請求額は120万円と聞いていました。スーパーカーとして当然の金額なのでしょうか。ただ、実際にはエンジンを外しての作業となり、せっかくエンジンを下ろすのだからと、タイミングベルトの交換だけでなく、テンショナーベアリング、ウォーターポンプの交換など、ついでに整備・部品交換することがあり、それらを色々合わせると費用が高額になるのです。

ベルトが切れてエンジンが損傷すると

壊れた時はエンジン本体の損傷が出て、そうなってしまうと300万円は下らないのです。なので、大半の方は早目の定期交換を実施せざるをえないのです。ちなみに余談ですが、片バンクのマフラー(たこ足)が壊れて交換を行うと、50万円以上です。Vブロック搭載のエンジンで左右バンクがそれぞれのタイミングベルトで駆動されており、両方のタイミングベルトが裂傷すると、それくらいの金額が掛かるのです。

今回作業を受ける際に事前に作業台「テーブル」を作製しました。エンジンを外した際に乗せるための台です。テーブルを3mx2m、高さを1.5mの金属性で用意したのです。

エンジン、トランスミッション、サスペンション付きでその周りにはキャリアが付いており、かなりの重量となります。今後の事もあるのでかなり頑丈に作製しました。ボディとエンジンを連結せれているボルト12本を外せば取り外せるのです。

事前の準備や電気配線の着脱など大変

事前に、冷却水の抜き取り、エンジンオイルの抜き取り、電気配線の取り外し等々、エンジン外しの際の事前作業は当然実施する事です。タイミングベルトの交換、冷却水を循環するウォーターポンプの分解修理、V8エンジン×4バルブ、32個のオイルタペットクリアランスの調整、ベルト装着時にダイヤルゲージを使用してのタイミングの設定(これが、大変重要な項目です。大変集中して行います。)

特に大変な作業は電気配線の取り外し作業でした。エンジン制御のコンピューターが運転席シートの後部に設置されており、当然配線はエンジンを取り外す前に引き出すので、狭い箇所の作業で時間が掛かりました。通算で作業完了に4日を要した作業でした。次回は時間を短縮できそうです。

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