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三菱 ランサーセレステ (A73 1975-1981):ギャランクーペFTOの後継として誕生したスペシャリティ

三菱 ランサーセレステ 1975-77

三菱 ランサーセレステ 1975-77

三菱自動車の小型スペシャリティカー「ランサーセレステ」は、「ギャランクーペFTO」の後継モデルとして1975年2月に発売されました。2ドア/4ドアセダン「ランサー」の基本メカニズムを踏襲し、当時の国産車では珍しかったハッチゲート付3ドアクーペ型ボディを架装したモデルで、走行性能よりもスタイリッシュなエクステリアデザインをセールスポイントにしました。

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ファーストバックの空力ボディを採用

スタイリングはベースモデルのランサーとは全く異なり、直線を基調としたロングノーズ・ファーストバックのプロポーションを持つ他、空力特性向上の為タンブルフォーム・ターンアンダーのフォルムが採用されました。ライバル車種であったトヨタの「カローラ/スプリンタークーペ」や日産の「サニークーペ」が、セダンの延長線上にあるやや曲線的なスタイリングを採用していたのとは対照的でした。

三菱 ランサーセレステ 1975-77

三菱 ランサーセレステ 1975-77

ボディサイズは全長4,115mm×全幅1,610mm×全高1,340mmで、全高を除きランサーより一回り大きく、ギャランクーペFTOと比較すると全長が長く全幅が狭いディメンションでした。ホイールベースはプラットフォームを共有するランサーと同一の2,340mmで、車両重量は大人一人分程重い890kg~930kgでした。サスペンション形式は、ランサー同様の前:マクファーソンストラット式/後:リジット・リーフ式でした。

三菱 ランサーセレステ 1975-77

三菱 ランサーセレステ 1975-77

三菱 ランサーセレステ 1600cc(1975)

ランサー譲りのサターンエンジンを搭載

駆動方式はFRで、エンジンもランサー譲りの1.4L/1.6L直4SOHCの「サターンエンジン」が搭載されました。最高出力・最大トルクは、1.4Lシングルキャブ仕様が92ps/12.5kgm、1.6Lシングルキャブ仕様が100ps/14kgm、同ツインキャブ仕様が110ps/14.2kgm、同MCA-ⅡB仕様(昭和50年排出ガス規制適合)が92ps/13.3kgmで、トランスミッションは4速及び5速MTが組み合わせられました。

三菱 ランサーセレステ 1977-81

三菱 ランサーセレステ 1977-81

インテリアは、4~6連メーターが備わるスポーティなデザインのインパネが採用された他、チルトステアリングやランバーサポートシートなどが装備されました。グレード体系は1.4Lが下から「GL」「GSL」、1.6Lが「GL」「MCA-GL」「XS」「GSR」で、「GL」以外に電流計&油圧計が、「GSL」と「GSR」にラジアルタイヤが備わる他、「GSR」のみにチルトシートやオーバーヘッドコンソールが装備されました。

三菱 ランサーセレステ 1977-81

三菱 ランサーセレステ 1977-81

三菱 ランサーセレステのCM

M/Cでエンジンを変更

そして1976年11月にマイナーチェンジを実施し、フェイスリフトを行うと共に1.6L車のエンジンがサイレントシャフト(バランスシャフト)付の「サターン80」に置換されました。又、前後に北米仕様の5マイルバンパーを装着したグレード「1600GT」が追加されました。次いで1977年11月に2度目のマイナーチェンジを実施し、ヘッドランプ(丸型から角型に)やバンパー形状などの外装変更が行われました。

三菱 ランサーセレステ 1977-81

三菱 ランサーセレステ 1977-81

更に1979年6月、最高出力105ps/最大トルク16.5kgmのスペックを持つ2L直4SOHCの「アストロンエンジン」を搭載し、4輪ディスクブレーキを備える最上級グレード「2000GT」が追加されました。そして1981年3月に生産終了となり、以降三菱のラインナップから「セレステ」の車名は消える事となりました。

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