[PR]記事内に広告が含まれています。

メルセデス・ベンツ W123 (1976-1985):扱い易いサイズを継承すると共にワゴンを追加

メルセデス・ベンツ W123 1976

メルセデス・ベンツ W123 1976

ダイムラー・ベンツ(現ダイムラーAG)は1976年、それまでのW114/115型(通称コンパクトクラス)に代わるミディアムモデルW123型を発売しました。ボディは若干拡大されたものの扱い易いサイズが継承され、当初は4ドアセダンのみだったボディバリエーションも、追って2ドアクーペ(実態は2ドアピラーレスハードトップ)や5ドアステーションワゴンが追加されました。

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

Sクラス譲りのフロントマスクを採用

スタイリングは、ヘッドランプがそれまでの縦型に代わりW116型「Sクラス」に類似した意匠の横型が採用されるなど、イメージがリフレッシュされました。ボディサイズは全長4,725mm×全幅1,785mm×全高1,440mmで、W115/116型から全長が45mm、全幅が15mm拡大されました。又、ホイールベースも全長と同様45mm延長され、2,795mmとなりました。

メルセデス・ベンツ W123 1976

メルセデス・ベンツ W123 1976

駆動方式は従来同様FRで、搭載エンジン及びグレード体系は、当初ガソリンは2L直4SOHCキャブレター仕様(最高出力105ps)の「200」、2.3L直4SOHCキャブレター仕様(最高出力109ps)の「230」、2.5L直6SOHCキャブレター仕様(最高出力129ps)の「250」、2.8L直6DOHC燃料噴射仕様(最高出力177ps)の「280E」の4タイプがラインナップされました。

メルセデス・ベンツ W123 クーペ 1977

メルセデス・ベンツ W123 クーペ 1977

一方ディーゼルは、2L直4SOHC(最高出力55ps)の「200D」、2.2L直4SOHC(最高出力60ps)の「220D」、2.4L直4SOHC(最高出力65ps)の「240D」、3L直5SOHC(最高出力80ps)の「300D」の4タイプのラインナップでした。トランスミッションはW115/116型同様、4速MT又は4速トルコン式ATが組み合わせられました。

3列シートのリムジンも追加に

サスペンション形式は、W114/115型同様のフロント:ダブルウィッシュボーン式/リア:セミトレーリングアーム式が踏襲されました。そして1977年に全長とホイールベースを630mm延長した3列シート仕様のリムジンと、前述のクーペが追加されました。リムジンのグレード体系は、250/240D/300Dの3タイプがラインナップされました。

メルセデス・ベンツ W123 estate 1978

メルセデス・ベンツ W123 estate 1978

一方、クーペは2.3L直4エンジン搭載の「230C」、2.8L直6キャブレター仕様エンジン(最高出力156ps)搭載の「280C」、同燃料噴射仕様エンジン搭載の「280CE」の3タイプのラインナップでした。次いで翌1978年、ステーションワゴンの「Tシリーズ」(230T/250T/280TE/240TD/300TD)がラインナップに加わりました。

メルセデス・ベンツ W123 estate 1978

メルセデス・ベンツ W123 estate 1978

続いて1979年、2.3L直4燃料噴射仕様エンジン(最高出力136ps)搭載のセダン「230E」が追加されると共に、220D用2.2Lディーゼルエンジンの最高出力が60psに向上、その一方で200Dがカタログ落ちしました。更に1980年には、ステーションワゴンに3L直5ディーゼルターボエンジン(最高出力125ps)搭載の「300TDT」が追加されました。

同時に、クーペ230Cが燃料噴射仕様の「230CE」に置き換えられました。追って翌1981年、3Lディーゼルターボエンジンを搭載するセダン「300DT」とクーペ「300CDT」が追加されました。そして1982年のフェイスリフトでヘッドランプが丸型から角型に変更された後、1985年に初代「Eクラス」(W124型)にバトンタッチして生産終了となりました。

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

Eクラス時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする