[PR]記事内に広告が含まれています。

メルセデス・ベンツ Cクラス (3代目 2007-2015):アジリティを追求すると共に2種類のマスクを用意 [W204]

メルセデス・ベンツ Cクラス 2007

2007年1月のジュネーブショーにおいて、ダイムラー・クライスラー(現ダイムラーAG)は7年ぶりにリニューアルした新型「Cクラス」(3代目W204型)を出展、同年3月に欧州での販売を開始しました。同社の伝統であった走行安定性最重視からアジリティ=俊敏性の両立へと方向転換が図られた他、「エレガンス」「アヴァンギャド」の2種類のフロントマスクが設定された事が特徴でした。

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

ボディサイズを拡大

ボディタイプは当初、4ドアセダンと5ドアステーションワゴン「エステート」が用意され、スタイリングはヘッドランプの形状変更やウェッジシェイプの採用により、躍動的なイメージに変貌しました。又、エレガンス系には伝統的なフロントグリルが、アヴァンギャルド系には「クーペグリル」と称する精悍なフロントグリルが与えられました。

メルセデス・ベンツ Cクラス 2007

セダンのボディサイズは全長4,582mm×全幅1,770mm×全高1,447mmで、先代から若干拡大されると共に、ホイールベースも45mm延長され2,760mmとなりました。サスペンション形式は、フロントはストラット式から3リンク式に変更され、リアはマルチリンク式が踏襲されました。駆動方式は先代同様、FRとフルタイム4WDの「4MATIC」が設定されました。

メルセデス・ベンツ Cクラス 2009

当初の搭載エンジン及びグレード体系は、ガソリンは1.8L直4スーパーチャージド(最高出力156ps)の「C180コンプレッサー」、同ハイチューン版(最高出力184ps)の「C200コンプレッサー」、2.5L V6 NA(最高出力204ps)の「C230」、3L V6 NA(最高出力231ps)の「C280」、3.5L V6(最高出力272ps)の「C350」、6.2L V8NA(最高出力457ps)の「C63AMG」がラインナップされました。

一方ディーゼルは、2.2L直4ターボ(最高出力136ps)の「C200CDI」、同ハイチューン版(最高出力170ps)の「C220CDI」、3L V6ターボ(最高出力224ps)の「C320CDI」のラインナップでした。トランスミッションは、直4モデルには6速MT又は5速トルコン式ATが、V6モデルには6速MT又は7速トルコン式「7G-トロニック」が、C63AMGには7速トルコン式AT「AMGスピードシフト」が組み合わせられました。

ブルーエフィシェンシー・シリーズが登場

そして2008年から2009年にかけ、燃費・環境性能を改善した「ブルーエフィシェンシー」シリーズが登場しました。ラインナップは、ガソリンモデルはC180/C200コンプレッサーに代わりエンジンを1.8L直4ターボに置換した「C180/C200CGIブルーエフィシェンシー」が、C350に代わり「C350CGIブルーエフィシェンシー」が用意されました。又、C280はグレード名が「C300」に変更されました。

一方ディーゼルモデルは、C200/C220/C320CDIに代わり「C200/C220/C350CDIブルーエフィシェンシー」がラインナップされました。又、C63AMGの新たなバリエーションとして、チューニングによりエンジンの最高出力を487psに高めると共に、強化された足回りが備わる「C63AMGパフォーマンスパッケージ」が追加されました。

クーペを追加

メルセデス・ベンツ C250クーペ 2011

次いで2011年にマイナーチェンジが実施され、内外装の変更と共に総合的な完成度の向上が図られました。更に同年、先代に設定のあった2ドアクーペが全面的にリニューアルされ「Cクラスクーペ」の名で復活を遂げました。グレードは、C180ブルーエフィシェンシー/C220CDIブルーエフィシェンシー/C250ブルーエフィシェンシー/C63AMGクーペがラインナップされました。

メルセデス・ベンツ Cクラス 2013

そして2014年にセダンが、2015年にクーペがフルモデルチェンジを受け、現行W205型に移行しました。日本市場における3代目Cクラスは、ガソリンエンジン+AT仕様車のみが導入されました。まず2007年にセダンC200コンプレッサー/C250/C300/C63AMGが上陸し、翌2008年にワゴンC200コンプレッサー/C250/C63AMGが追加されました。

メルセデス・ベンツ Cクラス 2013

次いで2009年にセダン/ワゴンC250がC250CGIブルーエフィシェンシーに、翌2010年にセダン/ワゴンC200コンプレッサーがC200CGIブルーエフィシェンシーに置き換えられました。続いて2011年、C180ブルーエフィシェンシー/C250ブルーエフィシェンシー/C63AMGクーペの販売が開始されました。そして2014年7月にセダンが、2016年3月にクーペが現行型に移行しました。

メルセデス・ベンツ Cクラス(3代目 2009 W204)の口コミ評価/新車購入インプレッション

2009年式のメルセデスベンツC200CGIブルーエフィシェンシー(W204型)を所有していました。付き合いのあったヤナセにて新車で購入し、1年半程乗りました。

それまでは、専ら軽自動車やコンパクトカーばかり乗り継いでいて、C200を購入した時点で乗っていた車も、マイクロカーサイズのスマートフォーツーでした。スマートフォーツーも楽しい車だったのですが、高速道路を使ったロングドライブにはさすがに向かず、遠出に適した車がもう1台あればと思っていました。

そんな矢先、まとまったお金が入る目途が付いた為、思い切って人生初のメルセデスベンツを購入する事に決めました。因みに、買い替えではなく、スマートはそのまま所有しての買い増しでした。

程よいサイズでデザインも悪くないCクラス

メルセデスの車種の中で何故Cクラスを選んだかですが、当時のAクラスやBクラスはデザインが好みでなく、かと言ってEクラスは見た目は立派でもサイズが大き過ぎた為、必然的に程よいサイズでデザインも悪くないCクラスに落ち着きました。

グレードは、セールスマンが動力性能はベーシックなC200で十分だと言うので、そのアドバイスに従いました。実際に試乗しても、パワーは十分だと感じました。(前車がリッターカーのスマートですから、それも当然なのですが)

ただ、AMGのちょい悪な雰囲気に憧れていたので、少し贅沢をしてAMGパッケージを選びました。納車されると、早速高速道路に乗ってみました。1.8L直4ターボエンジンは、合流加速や追い越し加速の際も十分以上にパワフルで、これまでに乗り継いで来たコンパクトカーなどとは、桁違いの感覚でした。

路面に貼り付くようなドッシリした乗り味

直進安定性が良く、路面に貼り付くようなドッシリした乗り味も、これ又これまでの車とは別次元のものでした。そして、コーナーでの操縦性もオンザレール感覚で、本当に安心して車に身を委ねる事が出来ました。

それから、色がブラックで、リアウィンドウに黒のスモークを入れた為か、他車が車間距離を取る傾向があったのも新鮮な感覚でした。又、立ち寄った美術館の駐車場の管理人が、「いい車ですね。又来てくださいね!」などとお世辞を言ってくれたのも、嬉しい出来事でした。

特にスマートの場合などは周囲の車からの扱いが手荒かったので、こうした扱いの違いに感激しました。殆ど良いことずくめの車で、さすがメルセデスと感心していましたが、唯一、交差点からの出足が緩慢な点だけは少し気になりました。

低速トルクの弱いターボエンジンと5速ATの相性に難

私の購入したモデルは、トランスミッションがまだ7速AT化されておらず、ギアレシオの離れた5速ATだった為、低速トルクの弱いターボエンジンとの相性に難があったようです。しかし、一旦エンジンの回転が上がってしまえば、市街地、山道、高速道路と、どんなシチュエーションでも快適に走行出来る性能があったので、大きな不満とはなりませんでした。

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

Cクラス
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする