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ダッジ バイパー (2代目 2002-2010):排気量拡大によりパフォーマンスが一段と向上

ダッジ バイパー SRT10 Convertible (2代目 2003)

1991年12月に初代モデルがリリースされたクライスラーの2シータースポーツカー「ダッジ・バイパー」は、2002年に11年ぶりにして初のフルモデルチェンジを受け2代目モデルに移行しました。先代からのキープコンセプトで基本設計に大きな変更はなかったものの、排気量拡大によりパフォーマンスが一段と向上しました。

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空力特性を改善

ダッジ バイパー SRT10 Convertible (2代目 2003)

ボディタイプは、先代がそうであったように当初はコンバーチブルのみが用意され(グレード名はSRT-10)、クーペは一旦ラインナップから消滅しました。ロングノーズ・ショートデッキのプロポーションを踏襲するボディは空力特性が大幅に改善されており、Cd値は0.15ポイント低い0.39となりました。

ダッジ バイパー SRT10 Convertible (2代目 2003)

ボディサイズは全長4,459mm×全幅1,910mm×全高1,234mmで、先代から全長が11mm、全高が118mm拡大された一方、全幅は13mm縮小されました。又、ホイールベースは70mm程延長され2,510mmとなった他、車両重量も40kg増加し1,546kgとなりました。メカニズム面では、4輪ダブルウィッシュボーン式のサスペンション形式やFRの駆動方式などが踏襲されました。

ダッジ バイパー SRT10 Convertible (2代目 2003)

搭載されるエンジンは先代から排気量が0.3L拡大された8.3L V10 OHVで、最高出力は51psアップの507ps、最大トルクは4.9kgmアップの72.6kgmとなりました。トランスミッションは、先代同様6速MTが組み合わせられました。又、4輪ベンチレーテッド・ディスク式を踏襲するブレーキは、ローター径が5mm拡大され335mmとなりました。

クーペを追加

ダッジ バイパー SRT10 (2代目 2006)

更に、タイヤも増大したパワーに対応すべく、先代のフロント:275/40ZR17・リア:335/35ZR17からそれぞれ275/35ZR18・345/30ZR19へと大径&扁平化が図られました。その後2006年に、フィクスドヘッドクーペボディを持つ「SRT-10クーペ」が追加されました。ボディ・スペックは全高が1,210mmに低められた一方で、車両重量は1,565kgに増加しました。

又、空力特性が僅かに低下しCd値は0.4となりました。一方エンジンは改良が加えられ、アウトプットが最高出力517ps/最大トルク73.9kgmに向上していました。同時に、コンバーチブルにもこの改良版エンジンが搭載されました。次いで2008年に排気量が8.4Lに拡大され、アウトプットが最高出力608ps/最大トルク77.4kgmに向上しました。

ダッジ バイパー SRT10 (2代目 2006)

6速MTを介してのパフォーマンスは、最高速度325km/h・0-60mph加速3.7sでした。又、外観面ではボンネットフード上にエアインテークが設けられた事が特徴でした。更にこの改良と同時に、13kg軽量化されたボディにテールウイングなどのエアロパーツや強化サスペンションが備わるハイパフォーマンスバージョン「SRT10 ACR」が設定されました。

そして2010年に生産を終了、2年後に後継モデル「SRT・バイパー」が登場するまでクライスラーのラインナップから姿を消しました。2代目バイパーは日本市場への正規輸入は行われず、少数が並行輸入されたに留まりました。

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