[PR]記事内に広告が含まれています。

フォード トーラス (3代目 1995-1999):内外装デザインを一新するも人気は低迷

フォード トーラス セダン (3代目 1996 本国仕様)

1985年に「LTD」の後継モデルとして誕生したFF方式の中型乗用車「トーラス」は、1995年9月に3年ぶり2度目のフルモデルチェンジを受け、3代目モデルに移行しました。プラットフォームは「D186プラットフォーム」がキャリオーバーされた一方、内外装デザインは一新されました。しかし、新たなエクステリア・デザインが不評を買い、商業的には振るいませんでした。

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

新設計のエンジンを用意

フォード トーラス セダン (3代目 1996 本国仕様)

先代同様、4ドアセダンと5ドアステーションワゴンがラインナップされたボディは、楕円をモチーフとしたオーバル・デザインが採用され、従来から大きくイメージを変えました。ボディサイズは、全長5,016mm(セダン)/5,070mm(ワゴン)×全幅1,854mm×全高1,400mm(セダン)/1,463mm(ワゴン)で、全高を除き先代から一回り拡大されました。

フォード トーラス ワゴン (3代目 1996 日本仕様)

又、ホイールベースも60mm程延長され2,756mmとなりました。エンジンは、先代からキャリオーバーされた3L V6OHV(最高出力145hp/最大トルク23.6kgm)と、新設計の3L V6DOHC(最高出力203hp/最大トルク27.6kgm)、そしてヤマハ発動機と共同開発された3.4L V8DOHC(最高出力235hp/最大トルク31.8kgm)が用意されました。

フォード トーラス セダン (3代目 1996 本国仕様)

トランスミッションは5速MTが廃止され、全車4速トルコン式ATとの組み合わせとなりました。サスペンション形式は先代と共通で、フロントは全車にストラット式が、リアはセダンにストラット式、ワゴンにダブルウィッシュボーン式が採用されました。又、ブレーキは全車フロントがベンチレーテッド型の4輪ディスク式でした。

フォード トーラス セダン (3代目 1996 本国仕様)

安全装備は、先代同様にSRSデュアルエアバッグシステムとABSが標準装備されました。当初のグレード体系は、下から3L OHVエンジン搭載の「G」「GL」、同DOHCエンジン搭載の「LX」、3.4Lエンジン搭載の「SHO」のラインナップでした。これらの内、セダンのみに設定されるスポーティグレードSHOは、最高速度225km/h・0-60mph加速7.4sの動力性能を備えていました。

フォード トーラスのCM(1996)

グレード体系を変更

その後1998年にグレード体系の見直しが行われ、G/GLがカタログ落ちし、代わってLXとSHOの中間に位置する新グレード「SE」が設定されました。エンジンは3L OHVが標準で、オプションで3L DOHCが用意されました。そして翌1999年にフルモデルチェンジ(実質的にはビッグマイナーチェンジ)が実施され、4代目モデルに移行しました。

フォード トーラス ワゴン (3代目 1996)

3代目トーラスは、1996年2月から日本市場への導入が開始されました。当初のグレード体系はセダンG/GL/LX、ワゴンG/GL/LXの6タイプで、エンジンは本国仕様と異なり全グレードに3L DOHCが搭載されました。又、先代までは左ハンドル仕様であったのに対し、全車右ハンドル仕様となった事が特徴でした。

そして同年6月にSHOが追加され、翌1997年2月にはG/GL/LXをベースにフロントスポイラーやフロントフォグランプを追加装備した特別仕様車「エアロセレクション」が設定されました。その後は、本国仕様と異なりグレード体系の変更のないまま1999年11月まで販売が続けられました。

先代モデル:2代目トーラス

フォード トーラス (2代目 1991-1995):基本メカニズムを踏襲するビッグマイナーチェンジ版
1985年に「LTD」の後継モデルとして誕生したFF方式の中型乗用車「トーラス」は、1991年6月にフルモデルチェンジを...

後継モデル:4代目トーラス

フォード トーラス (6代目 2009-):スタイリングを一新し安全装備を充実化
1985年に「LTD」の後継モデルとして誕生したFF方式の中型乗用車「トーラス」は、2009年に通算5度目のフルモデルチ...

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

トーラス時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする