1995年に「オデッセイ」に次ぐクリエイティブ・ムーバーシリーズ第2弾としてリリースされた本田技研工業のクロスオーバーSUV「CR-V」は、2001年9月に6年ぶりのフルモデルを受け2代目モデルに移行しました。先代から基本コンセプトを受け継ぎながら、パワートレインの変更により燃費・環境性能の向上が図られました。
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先代からユーティリティを改善
プラットフォームは先代同様「シビック」用がベースで、ボディタイプも引き続き5ドアのみが用意されました。スタイリングは先代のテイストを受け継ぎながら、より都会的なイメージに変貌しました。初期型のボディサイズは全長4,360mm×全幅1,780mm×全高1,710mmで、先代から全長が短縮された一方、全幅・全高は拡大されました。
ホイールベースは先代と同一の2,620mmで、サスペンション形式も4輪ダブルウィッシュボーン式が踏襲されました。駆動方式も先代同様に、FFとデュアルポンプ式のオンデマンド型4WDが設定されました。エンジンは、2L直4DOHC i-VTECのK20A型(最高出力158ps/最大トルク19.4kgm)に置換され、トランスミッションは先代同様5速MTと4速トルコン式ATが設定されました。
ユーティリティ面では、先代から室内長・室内高が拡大された他、6:4分割ダブルフォールディング式リアシートやガラスハッチの採用によりユーティリティが向上しました。又、安全装備として全車にSRSデュアルエアバッグシステムやEBD&ブレーキアシスト付ABSなどが採用された他、保冷・保温が可能なマルチボックスや助手席インパネトレイが装備されました。
当初のグレード体系は、下から「フルマークiG」「パフォーマiG」「フルマークiL」「パフォーマiL」の4タイプがラインナップされました。そして2002年5月、充実装備の特別仕様車「フルマークiGアクティブステージ」「パフォーマiGアクティブステージ」が設定されました。
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ホンダ CR-VのCM
M/Cでパワートレインを置換
次いで2003年9月、ディスチャージヘッドランプや本革&黒木目調コンビステアリングホイールなどが装備される最上級グレード「フルマークiL-S」「パフォーマiL-S」が追加されました。続いて2004年9月のマイナーチェンジにより、フロントマスクや前後バンパーの意匠が変更されると共に、インテリア面では自発光メーターや本革巻きステアリングホイールなどが採用されました。
同時に、パワートレインが2.4L直4DOHC i-VTECのK24A型エンジン(最高出力160ps/最大トルク22.4kgm)+5速トルコン式ATに置換されると共に、グレード体系が「iL」「iL-D」の2タイプに変更されました。そして2006年10月にフルモデルチェンジが実施され、3代目CR-V(RE3/4型)に移行しました。
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