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ジャガー Eタイプ (1961-1975):高性能かつ相対的に廉価な価格設定により大ヒット

ジャガー Eタイプ Series1 1961

ジャガー・カーズは1961年のジュネーブ・ショーにおいて、前年に生産を終了した「XK150」に代わる新型スポーツカー「Eタイプ」を発表しました。美しいスタイリングやトップレベルの走行性能、相対的に廉価な価格設定などにより、特にアメリカ市場では大ヒットに結び付きました。同時に、改良を加えながら14年間に渡り生産が続けられたロングセラーカーともなりました。

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最高速度240km/hオーバーの性能を実現

ジャガー Eタイプ Series1 1961

ボディタイプは当初、従来のコンバーチブルとロードスターを融合させた「オープン2シーター」と、テールゲートが備わる2シータークーペ「FHC」(フィクスドヘッドクーペ)が用意されました。スタイリングは、ロングノーズ・ショートデッキのプロポーションが備わる他、XKシリーズに対し遥かに流麗かつモダンな雰囲気に変貌しました。

ジャガー Eタイプ Series1 1961

ボディサイズは全長4,440mm×全幅1,650mm×全高1,220mmで、XKシリーズに対し全長・全幅は大差なかったものの、全高は大幅に低められました。ホイールベースはそれより150mm短い2,440mmで、車両重量はオープン2シーターが1,233kg、FHCが1,407kgでした。サスペンション形式は、フロントはダブルウィッシュボーン式を踏襲し、リアはリジッド・リーフ式からロワーウィッシュボーン式に変更されました。

エンジンは当初、4ドアセダン「マークIX」「マーク2」にも搭載される3.8L 直6DOHC (最高出力269ps/最大トルク36kgm)が採用されました。4速MTを介しての最高速度は、オープン2シーターで241km/h、FHCで243km/hに達しました。又、ブレーキはリアがインボードタイプの4輪ディスク式が採用され、ステアリングはXKシリーズ同様のラック&ピニオン式が踏襲されました。

4シーターモデルやAT仕様を追加

そして1964年10月に最初のマイナーチェンジが実施され、エンジンの排気量が4.2Lに拡大されアウトプットが最高出力269ps/最大トルク39kgmとなった他、ローがノンシンクロだったギアボックスがフルシンクロ化されました。次いで1966年、FHCをベースに全長とホイールベースを230mm延長し、全高を1,270mmに高めた4シーターモデル「2+2クーペ」が追加されました。

ジャガー Eタイプ Series3 1971

同時に、3速トルコン式ATの選択が可能になりました。追って翌1967年には、アメリカの保安基準に対応する為ヘッドランプ廻りの形状が変更されました。次いで1968年10月、安全性強化を主目的としたビッグマイナーチェンジが実施され、フロントバンパーの形状変更や、フロントウィンカーランプ及びリアコンビネーションランプの大型化などが行われました。

V12エンジンに置換

次いで1971年10月、2度目のビッグマイナーチェンジが実施され、エンジンが5.3L V12SOHC(最高出力276ps/最大トルク42kgm)に置換されました。同時に、2+2クーペと「ロードスター」に名称変更されたオープン2シーターは、ホイールベースが2,690mmに延長されると共にトレッド及び全幅の拡大、フロントグリル及びバンパーの形状変更が行われた他、パワーステアリングが採用されました。

ジャガー Eタイプ Series3 1971

一方で、2シーター仕様のFHCは廃止されました。そして1973年末に2+2クーペが、1975年初頭にロードスターが生産終了となりました。後継モデルとしての役割は、1975年9月に登場した「XJ-S」が担う事となりました。

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