[PR]記事内に広告が含まれています。

ロータス エクラ (ロータス84 1975-1982):2代目エリートをベースにファーストバック化

ロータス エクラ

ロータス エクラ

ロータスは1975年10月、前年に同社初のフル4シーターモデルとして発売した2代目「エリート」をベースに、ボディをファーストバック化し2+2シーター仕様としたニューモデル「エクラ」をデビューさせました。シャシーやパワートレインなど基本コンポーネンツを2代目エリートと共有する他、同様にラグジュアリー路線を踏襲し豪華な装備が採用されました。

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

エリートからボディ後半部分を変更

車体の構造は、2代目エリート同様のXバックボーンフレームとFRP製ボディの組み合わせが採用され、サスペンション形式も同一のフロント:ダブルウィッシュボーン式/リア:トレーリングアーム/ラテラルリンク式が踏襲されました。スタイリングは、センターピラーより前の部分はエリートと共通で、それより後の部分がリデザインされました。

ロータス エクラ

ロータス エクラ

ボディサイズは全長4,565mm×全幅1,815mm×全高1,200mm、ホイールベースは2,485mmで、エリートと比較すると全高が30mm低くなった以外は同一の数値でした。車両重量は、「シリーズ1」と呼ばれる初期型の場合1,120kgで、2代目エリートよりも80kg軽量化されました。又、フロント:ディスク式/リア:ドラム式のブレーキや、205/60VR14のタイヤも共通でした。

3種類のトランスミッションを設定

エンジンも2代目エリートと同一で、シリーズ1には2L直4DOHC16バルブ・デロルトツインキャブレター仕様のロータス907型が搭載され、最高出力160hp/6,000rpm・最大トルク19.4kgm/4,900rpmのスペックにも変更はありませんでした。一方トランスミッションは、自社製の5速MTとボルグワーナー製3速トルコン式ATに加え、フォード製4速MTが追加されました。

ロータス エクラ

ロータス エクラ

装備面も2代目エリート譲りで、パワーウィンドウやカーステレオ、エアコンやパワーステアリング、熱線入りリアウィンドウがグレードにより設定されました。グレード体系は、下から4速MTの「520」、5速MTとアロイホイールが備わる「521」、エリート「502」と同様の装備を持つ「522」、エリート「503」と同じフル装備仕様の「523」の4種類が設定されました。

更に翌1977年、専用のボディカラーとアロイホイールが備わる新グレード「スプリント」が追加されました。そして1980年、2代目エリート同様にマイナーチェンジが行われ、「シリーズ2.2」に移行しました。エンジンが2.2Lのロータス912型に置換され、スペックが最高出力163hp/6,500rpm・最大トルク23kgm/5,000rpmとなりました。

同時に、サンルーフやリアスポイラーが備わる特別仕様車「リビエラ」が設定されました。エクラは、2代目エリート同様高価であった事が災いし、商業上はさほど成功しませんでした。そして1982年まで生産が続けられた後、後継モデルの「エクラ・エクセル」にバトンタッチされました。

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

ロータス時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする