日産 パトロール (初代 1951-1960):民生用に活路を見出した日産製4輪駆動車第一弾 [4W60]

米国の要請により1950年に組織された警察予備隊(陸上自衛隊の前身)は、翌1951年に装備品となる小型4輪駆動車の競争入札を開始、日産自動車はトヨタ自動車や三菱重工業と共にこれに参加し、同年9月に4W60型「パトロール」の試作車を完成させました。最終的に採用されたのは三菱重工業の「ジープ」で、競争に敗れたパトロールは民生用に活路を見出す事となりました。

ラダーフレーム式シャシーを採用

車体の構造はジープやトヨタの「ジープBJ型」と同様、ラダーフレーム式シャシーに4輪リジッド・リーフ式サスペンションを組み合わせた下回りに、米国製軍用車両「ウイリス・ジープ」の影響が色濃く感じられる独立したフロントフェンダーが備わるボディが架装されました。又、タイヤもジープと同一の6.00-16サイズが装着されていました。

ボディタイプは標準の4人乗り幌製2ドア&幌製トップ仕様の他、2ドアメタルトップのバンや8人乗りワゴン、2人乗りピックアップトラックなどの特装車も用意されました。標準仕様車のボディサイズは全長3,695mm×全幅1,700mm×全高1,900mmで、三菱・ジープよりも一回り大きく、ホイールベースもそれより長い2,200mmに設定されていました。

又、車両重量は500kg以上重い1,570kgでした。駆動方式は2WD/4WDの切り替えが可能なパートタイム4WDの他、2WD(FR)も設定されました。フロントに搭載されるエンジンは、当初大型トラック用の3.7L直6ガソリンのNA型(最高出力82ps)が採用され、トランスミッションは1速3ポジションのトランスファーが備わる3速MTが組み合わせられました。

エンジンはSVから最終的にOHVに

NA型エンジンは、2.2Lの三菱・ジープや3.6Lのトヨタ・ジープBJ型よりも排気量こそ大きかったものの、OHV(オーバーヘッドバルブ)方式を採用したそれらライバルに対し、古典的なSV(サイドバルブ)方式を採用していました。その他の機構面では、PTO(パワーテイクオフ)の採用によりウインチなどの装着が可能となっていました。

そして、程なくしてエンジンがNT85型(最高出力85ps)に置換され、更に1956年のマイナーチェンジで4Lに拡大されたNC型(最高出力105ps)に置換されました。同時にフェイスリフトが実施され、通称「鉄仮面」と呼ばれるフロントマスクに変貌した他、インテリア面ではセンターメーター方式が採用されると共に、前席がセパレートシートから2+1のベンチシートに変更されました。

次いで1959年にエンジンが改良型のP型(最高出力125ps)に置換された後、1960年10月にフルモデルチェンジを受け、2代目60型にバトンタッチされました。

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