[PR]記事内に広告が含まれています。

スマート フォーツー (初代 W450 1998-2007):スウォッチとダイムラーの協業により誕生したマイクロカー

スマート City Coupe (初代 W450 1998-2002)

スイスの時計メーカーであるスウォッチは、ダイムラー・ベンツ(現:ダイムラー)との協業により1994年に合弁会社「MCC」を設立、1997年にヨーロッパにおいて初の市販モデルとなるマイクロカー「スマートシティークーペ」を発売しました。環境面に最大の配慮を行ったコンパクトなボディと小排気量エンジンの採用が特徴で、のちにさまざまなバリエーションモデルが登場しました。

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

高剛性フレーム+RR方式を採用

スマート City Coupe (初代 W450 1998-2002)

「トリディオンセーフティセル」と呼ばれる高剛性フレームを持つボディ3ドア・2シーター仕様で、当初はガラスルーフが備わるクーペのみの設定でした。スタイリングは、フロントオーバーハングがほとんどないワンモーション・フォルムが特徴で、さらに独特な意匠のヘッドランプやフロントグリルと相まってファニーな雰囲気を醸していました。

Brabus Smart City Coupe “1st Edition” (初代 2002)

ボディサイズは全長2,500mm×全幅1,515mm×全高1,549mmと極めてコンパクトで、ホイールベースも僅か1,812mmに過ぎませんでした。駆動方式は、短い全長と十分なクラッシャブルゾーンを両立させるためRRが採用されました。リアに搭載されるエンジンは、当初2種類の0.6L直3SOHCガソリンターボ(最高出力45ps/最大トルク7.1kgmおよび最高出力55ps/最大トルク8.2kgm)が設定されました。

スマート フォーツー Cabrio (初代 2003-2007)

トランスミションは、「ソフタッチ」と呼ばれるシングルクラッチ式6速AMT(2ペダルMT)のみの設定でした。サスペンション形式はフロントにストラット式、リアにド・ディオン式が採用されました。ステアリング形式はパワーアシストなしのラック&ピニオン式で、最小回転半径4.1mの小回り性能を備えていました。

オープンモデルやディーゼル車などを追加

スマート フォーツー (初代 W450 2004-2007)

そして翌1999年、電動ソフトトップが備わるオープンモデル「カブリオ」がラインナップに加えられるとともに、0.8L直3SOHCディーゼルターボエンジン(最高出力41ps/最大トルク10.2kgm)搭載車が追加されました。次いで2002年にガソリンターボエンジンの排気量が0.7Lに拡大され、アウトプットが最高出力50ps/最大トルク8.2kgmおよび最高出力61ps/最大トルク9.7kgmに向上しました。

スマート フォーツー Cabrio (初代 2004-2007)

さらに、同エンジンのアウトプットを最高出力75ps/最大トルク11.2kgmに高めて搭載し、専用の内外装や足回りなどが備わる高性能版「BRABUS(ブラバス)」が設定されました。その後2004年に、車名が「フォーツークーペ/カブリオ」に変更されました。そして2007年にフルモデルチェンジが実施され、2代目W451型に移行しました。

スマート フォーツー Cabrio (初代 2004-2007)

日本市場においては2000年12月、まず発売記念限定モデルとなる55ps版0.6Lガソリンターボエンジン搭載のクーペ「デビューパッケージ」の正規輸入が開始されました。その後2001年4月にクーペがカタログモデル化され、翌5月にカブリオが、さらに同年10月にはリアフェンダーとリアタイヤの変更により全幅を1,470mmに縮小した軽自動車規格モデル「スマートK」が追加されました。

次いで2003年8月に0.7L版に切り替えられるとともに、クーペ/カブリオにBRABUSが追加されました。

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

スマート時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ