マツダ R360クーペ (1960-1969):安価な価格設定により一時はベストセラーに [KRBB/KRBC]

マツダ R360クーペ 1960-69

マツダ R360クーペ 1960-69

1960年4月に発売されたマツダの軽乗用車「R360クーペ」は、オート3輪メーカーとして出発したマツダが初めて市場に送り出した4輪車でした。1958年に発売された「スバル・360」が軽自動車市場で非常に高い人気を獲得していた中で、それより9万円も安い30万円という破格の価格設定が大衆から歓迎され、一時はベストセラーカーになりました。

新車購入ガイド:【2022最新】マツダ2の値引き 納期 乗り出し価格

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

2+2仕様の軽量ボディ

ボディ形状は独立したリアフードを備える3ボックス型の2ドアクーペで、曲線的なボディラインで構成されたスタイリングは高い完成度を備えていました。ボディの構造はモノコック式で、サイド及びリアウィンドウにアクリルを採用するなど軽量化が図られていました。室内にシートは4座設けられていたものの、後席スペースは子供専用若しくは荷物置き場用のミニマムなものでした。

マツダ R360クーペ 1960-69

マツダ R360クーペ 1960-69

ボディサイズは全長2,980mm×全幅1,290mm×全高1,290mmで、全長・全幅は当時の軽自動車規格の限界値よりも僅かに小さく纏められていました。他社の軽乗用車と比較すると、クーペを名乗るだけあり全高が低いディメンションが特徴でした。ホイールベースは当時の軽自動車として平均的な1,760mmで、車両重量はほぼスバル・360並みの380~400kgと軽量に抑えられていました。

マツダ R360クーペのCM

新車購入ガイド:【2022最新】CX-3の値引き 納期 乗り出し価格

優れた設計のサスペンション

サスペンションは当時としては先進的で、4輪トレーリングアーム/トーションラバースプリング式による4輪独立懸架を採用した他、フロントにはスタビライザーが設けられていました。駆動方式はRRで、リアフードに搭載されたエンジンは強制空冷360cc4サイクルV型2気筒OHVツインキャブレター仕様でした。アルミニウム合金やマグネシウム合金を使用し、ボディ同様軽量化が図られていました。

マツダ R360クーペ 1960-69

マツダ R360クーペ 1960-69

スペックは最高出力16ps/5,300rpm・最大トルク2.2kgm/4,000rpmで、最高出力の数値はスバル・360と同一でした。トランスミッションは、1速のみノンシンクロの4速フロア式MTの他、岡村製作所の製造による軽自動車初の2速トルコン式が設定されました。カタログ上の最高速度は90km/hで、スバル・360の83km/hを凌ぎ軽自動車としてはトップの性能でした。

マツダ R360クーペ 1960-69 (出典:wikipedia.org)

マツダ R360クーペ 1960-69 (出典:wikipedia.org)

グレードは、まず質素な「スタンダード」がリリースされ、追って1961年2月にデラックスシートやドア内貼り、ホワイトリボンタイヤなどを備え、4万円高価な「デラックス」が追加されました。その後大きな仕様変更もなく生産が続けられ、MT仕様は1966年まで販売されました。又、身体障害者用としての需要があったAT仕様は、受注生産という形で1969年まで販売が継続されました。

マツダ R360クーペ 1960-69 (出典:wikipedia.org)

マツダ R360クーペ 1960-69 (出典:wikipedia.org)

R360クーペの長所は、単に価格の安さのみならず、軽量低重心なボディや独特なサスペンションにより高い操縦安定性やロードホールディングを備えていた点にもありました。しかし、実用車としては大人4人の乗車が不可能であった事がハンディとなり、販売面では徐々にスバル・360や実質的な後継モデル「キャロル360」に押されていきました。

多くの人に愛された国民的軽自動車

スバル 360 (1958-1970):合理的な設計と優れた実用性・走行性能を備えた国民車 [K10]
スバルの軽乗用車「スバル・360」は、4人の大人が快適に乗車出来る居住性や、優れた走行性能や耐久性、乗り心地を兼...

後席居住性を向上した軽4ドアセダン

マツダ キャロル360 (初代 1962-1970):4気筒エンジンや4ドアボディでライバル車に対抗 [KPDA/NRA]
マツダの軽乗用車/小型乗用車の初代「キャロル」は、1962年2月に発売されました。まず最初に排気量360ccの軽...

新車購入ガイド:【2022最新】CX-30の値引き 納期 乗り出し価格

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

マツダその他時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ