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ルノー 5(サンク)ターボ/2 (1980-1985):FF車の後席にエンジンを突っ込んだミッドシップハッチ

ルノー 5ターボ

ルノー 5ターボ

FFハッチバックコンパクトカー「ルノー・5(サンク)」の初代モデルは1972年にデビューし、その後バリエーションを拡大してホッチハッチモデル「5アルピーヌ」などが追加されました。そうした様々なバリエーションの中でも、1978年にパリサロンで発表され1980年から市販が開始された「5ターボ」は、ベースモデルに類似したボディに高性能ターボエンジンをミッドシップマウントしたセンセーショナルなモデルでした。

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ブリスターフェンダー採用のワイドボディが特徴

スタイリングは、ボクシーなプロポーションや角型2灯式ヘッドランプを備えるフロントマスクなどはベースモデルと同様ながら、ボンネット上のエアダクトや張り出したリアフェンダーとオイルクーラー用エアインテークが、通常の5ではない証となっています。ボディサイズは全長3,665mm×全幅1,750mm×全高1,325mmで、ベースモデルよりも長く広く低いディメンションとなっています。

ルノー 5ターボ

ルノー 5ターボ

特に、ブリスターフェンダーにより全幅が200mm以上もワイド化された事が大きな特徴となっています。ホイールベースはベースモデルより僅かに長い2,430mmで、サスペンションはフロントのダブルウィッシュボーン/トーションバー式はベースモデルと同様ながら、リアはトレーリングアーム/トーションバー式からダブルウィッシュボーン/コイル式に変更されています。

ルノー 5ターボ (出典:flickr.com)

ルノー 5ターボ (出典:flickr.com)

 

優れたパフォーマンスを発揮

ブレーキは、ベースモデルが前ディスク式/後ドラム式であったのに対し、4輪ベンチレーテッドディスク式となっています。車両重量は、5アルピーヌと比較して70kg重い920kgとなっています。室内は、ミッドシップ化に伴い後席が撤去され乗車定員が2人となった他、斬新なデザインの専用インパネや異形スポークのステアリングにより、アヴァンギャルドな雰囲気を醸すものとなりました。

ルノー 5ターボ

ルノー 5ターボ

エンジンは、5アルピーヌに搭載される1.4L直4OHVユニットにギャレット製インタークーラーターボとボッシュKジェトロニック燃料噴射装置を装備したものが、前席後部に180度向きを変えて搭載されました。スペックは、5アルピーヌを遥かに上回る最高出力160ps/6,000rpm、最大トルク21.4kgm/3,250rpmで、5速MTを介して後輪を駆動し、最高速度210km/hの動力性能を発揮しました。

ルノー 5ターボ2

ルノー 5ターボ2

5ターボは、1983年までに1,300台が生産された後、外装の素材変更やインパネのデザイン変更により生産性を向上させた「5ターボ2」にバトンタッチされました。5ターボ2は、ベースモデルが「シュペール5」にモデルチェンジした事に伴い生産終了となる1985年までに、3千台余りが生産されました。又、元々の生い立ちがWRCに参戦する為のホモロゲーションモデルであった為、ラリー競技でも活躍しました。

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