ダイハツは2019年6月6日、新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」に基づく新技術を公表した。この新技術は、2019年7月にDNGA第1弾となる新型タントに採用する。また年内に第2弾の投入も予定しており、日本/新興国向け軽自動車・コンパクトカーの次世代スタンダードを目指すとしている。
現時点では価格、詳細なスペックは明らかにされていないが、ボディ、サスペンション、エンジン、トランスミッションなどを新開発、従来のタントに比べ約80kgの軽量化を果たしながら約30%の上下曲げ剛性があるという。
また、全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」、駐車支援機能「スマートパノラマパーキングアシスト」、「LKC(レーンキープコントロール)」などの先進安全技術も搭載予定となっている。
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ダイハツ タント X(標準モデル)
エクステリア
新型タント
タント(従来モデル)
新型タント
タント(標準モデル)のデザインは、キープコンセプトで従来モデルの印象を踏襲しながら、ヘッドライトの薄型化、フロントグリルをブラックアウトなどにより精悍なものとしている。
インテリア
インテリアはエアコン吹き出し口にアクセントカラーの配色、ドアトリムのひし形状の模様を施すなどがされている。メーターはダッシュボード前方に横長の形で配置され、視線移動を軽減。
ダイハツ タント カスタムRS
エクステリア
新型タント カスタム
タント カスタム(従来モデル)
新旧タント カスタムを比較するとヘッドライト周りのデザインが大きく変更となっている。ヘッドライト中心にフロンドグリルからメッキパーツが横断し、縦に二段並ぶ印象となっている。
ルーフは2トーンカラーが設定されるようで、サイドにはアクセントパネルが配されている。
インテリア
ミラクルウォークスルー
従来は左側の助手席ドア、リアドアの間にあるBピラー(柱)をドアにビルドインし、大開口となるミラクルオープンドアは新型タントにも継続採用される。(新型タントの広報資料には「ミラクルウォークスルー」と表記されている)