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三菱 新型アウトランダー/PHEVの値引き/納期/実燃費レポート
(2018年4月2日更新)
三菱のクロスオーバーSUV「アウトランダー」は、2012年10月に7年ぶりのフルモデルチェンジを実施し、2代目となりました。キープコンセプトながら、ボディの軽量化などにより燃費性能や環境性能を高めた他、安全装備の大幅な強化が行われた事が特徴でした。又、独自の技術によるプラグインハイブリッド車「PHEV」を投入した事も話題となりました。
三菱 新型アウトランダー/PHEVの値引き相場
アウトランダー(ガソリン)
- オプション含む平均値引き相場:28万円
- 車両本体の値引き目標額:25万円
アウトランダーPHEV
- オプション含む平均値引き相場:12万円
- 車両本体の値引き目標額:10万円
三菱 新型アウトランダー/PHEVの値引き難易度:D(PHEV)
(A:甘い ~ E:厳しい)
リコール問題以降、販売が激減した三菱自動車にあって、アウトランダーPHEVは同社にとって数少ない人気車種となっています。マイナーチェンジにも力が入っており、ウィークポイントだった質感や乗り心地にも大きく手が入り、非常に良い車に仕上がっています。そんな状況もあり、値引きは厳しめと言えます。
一方でガソリン車はPHEVと違って特徴が薄く、一般的な値引きが期待できます。
新型アウトランダーの納期:ちょっと長め
- 納期:1ヵ月~3ヵ月
ガソリン車の納期は標準的なものの、PHEVはグレードやメーカーオプションの選択によっては納期が長くなることがあります。
アウトランダー/PHEVの値引き相場がわかったら、次にすべき事
「新型アウトランダー/PHEVの値引き相場がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、新型アウトランダー/PHEV魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずはかんたん査定ガイドなど、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【65万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
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アウトランダー/PHEVのグレード別 新車価格とJC08モード燃費
アウトランダー (2.0L直4,2.4L直4 2WD/4WD)
グレード | 駆動 | 燃料消費率 | 価格(税込) |
24Gナビパッケージ | 4WD | 14.6km/L | 3,211,920円 |
24Gセーフティーパッケージ | 4WD | 14.6km/L | 2,890,080円 |
20Gセーフティーパッケージ | 2WD | 16.0km/L | 2,617,920円 |
24G | 4WD | 14.6km/L | 2,791,800円 |
20G | 2WD | 16.0km/L | 2,519,640円 |
アウトランダーPHEV (2.0L直4+モーター 4WD)
グレード |
充電電力使用時 走行距離 |
ハイブリッド 燃料消費率 |
価格(税込) |
Gプレミアムパッケージ | 60.2km/L | 20.0km/L | 4,590,000円 |
Gナビパッケージ | 60.8km/L | 20.2km/L | 4,233,600円 |
Gセーフティーパッケージ | 60.8km/L | 20.2km/L | 3,882,600円 |
M | 60.8km/L | 20.2km/L | 3,596,400円 |
※価格は2016年3/12現在のメーカー小売希望価格(税込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
三菱 アウトランダー/PHEVのグレード選び
パワートレイン
パワートレインはガソリン車が2.0L直4、2.4L直4、PHEVが2.0L直4+モーターの3種類。駆動方式はガソリン車の2.0Lが2WD、2.4Lが4WDで、PHEVは全車4WDです。
グレード構成
基本的なグレード構成はガソリン車が「Gナビパッケージ」、「Gセーフティーパッケージ」、「G」の3種類、PHEVが「Gプレミアムパッケージ」、「Gナビパッケージ」、「Gセーフティーパッケージ」、「M」の4種類となっています。
価格帯
価格は、「20G」(2WD)の2,519,640円から「Gプレミアムパッケージ」の4,590,000円までとなっています。価格差は207万円とかなりの幅があります。
アウトランダーの実燃費(2WD、2名乗車時の目安)
ガソリン車の実燃費(2.0L)
- 高速道路中心の燃費:14~17km/L
- 郊外・幹線道路の燃費:11~14km/L
- 渋滞のある市街地の燃費:9~12km/L
三菱 アウトランダー/PHEVの競合はコレ!
ヴィッツを安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
トヨタ ハリアー/ハイブリッド
都市型SUVブームの火付け役としてヒットした初代、2代目ハリアー。レクサスRXへのシフトによって一時は車名が途絶えたものの、2013年12月に3代目が再び登場しました。レクサスRXとの棲み分けを明確にするため、2代目よりも高級感を増しながらも価格を二百万円台からと抑えて発売したことによってヒットしています。
エントリーグレードは大柄なボディに対して2.0LのNAと動力性能は物足りないものの、ハイブリッドもラインナップしており、魅力的な一台と言えます。ハリアーはハイブリッドであるのに対して、アウトランダーはPHEVなので、厳密にはカテゴリーが違うものの、車格は同じなので、競合させて値引きを引き出しましょう。
日産 エクストレイル/ハイブリッド
サイズの割にエントリーモデルが約200万円付近と手頃だった事やボクシーなデザインが受けてヒットモデルとなった初代エクストレイル。2代目もキープコンセプトでしたが、現行となる3代目はグラマラスなデザインにハイブリッドモデルを追加するなど大きくコンセプトを変更しました。
現モデルから追加されたハイブリッドがライバルと言えますが、アウトランダーPHEVのほうがEV走行性能は優れている一方、エクストレイルハイブリッドの価格帯の方が低いので、上級グレードを中心に値引き交渉を進めましょう。
三菱 アウトランダー/PHEV商談のすすめ方
アウトランダー/PHEVの値引きを引き出すにあたっては、上記のハリアーハイブリッド、エクストレイルハイブリッドの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、アウトランダー/PHEVの値引きを引き出し易くなります。
三菱 アウトランダー/PHEVの弱点は?
ライバルに対する弱点:PHEVは完成度高く弱点なし
なかなか不振から脱出できない三菱自動車にあって、アウトランダーPHEVは今後の三菱自動車を背負って立つ重要なモデルとなっています。先ごろのマイナーチェンジでは、大幅に改良を加え、質感、快適性を一段と向上させました。その割にPHEVの価格設定も抑えており、渾身の一台とあって目立った弱点はありません。