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アウディ A6/アバント (4代目 C7 2011-):先代からボディを軽量化しパワートレインを刷新

アウディ A6 アバント (出典:audi.co.jp)

アウディ A6 アバント (出典:audi.co.jp)

1994年に初代モデルがデビューしたアウディのEセグメントセダン/ステーションワゴン「A6」は、2011年のフルモデルチェンジにより4代目の現行型となり、日本では同年8月にセダンが、次いで翌2012年2月にステーションワゴンの「アバント」が発売されました。先代からボディを軽量化すると共に、パワートレインの刷新により燃費改善が図られました。

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アルミの多用で軽量化

スタイリングは先代の基本プロポーションを踏襲しつつ、よりアグレッシブなイメージに変貌しています。ボディサイズは全長4,930mm×全幅1,875mm×全高1,465mm(セダン)/1,495mm(アバント)で、先代から僅かに拡大され、ホイールベースも65mm延長され2,910mmとなっています。アルミを多用した車体の重量は1,660~1,890kgで、同一グレード同士の比較で10~20kg程軽量化されました。

アウディ A6 (出典:audi.co.jp)

アウディ A6 (出典:audi.co.jp)

サスペンションは、フロントが先代の4リンク式から5リンク式に変更され、リアはトラペゾイダルリンク式を踏襲します。発売当初日本に導入されたエンジン及びグレードは、2.8L V6NA(最高出力204ps/最大トルク28.6kgm)搭載の「2.8FSIクワトロ」と、3L V6スーパーチャージャー仕様(最高出力300ps/最大トルク44.9kgm)搭載の「3.0TFSIクワトロ」の2種類でした。

アウディ A6 (出典:audi.co.jp)

アウディ A6 (出典:audi.co.jp)

 

省エネ機構を搭載

共にアイドリングストップ機構と減速エネルギー回生機構を搭載し、トランスミッションに先代の6速トルコン式ATに代え7速Sトロニック(DCT)を採用した事と相まって、燃費が改善されました。駆動方式は、両グレード共にフルタイム4WD「クワトロシステム」を採用、同時に3段階に走行モードを切り替えられる「アウディ・ドライブセレクト」が装備されました。

アウディ A6 (出典:audi.co.jp)

アウディ A6 (出典:audi.co.jp)

そして2012年9月に、2L直4ターボエンジン(最高出力211ps/最大トルク35.7kgm)+モーター(最高出力54ps/最大トルク21.4kgm)+8速ATから構成されるパラレル式ハイブリッドシステムを搭載するセダンモデル「A6ハイブリッド」が追加されました。システムとして最高出力245ps/最大トルク49kgmを発生すると共に、JC08モード燃費13.8km/Lを実現しています。

アウディ A6 (出典:audi.co.jp)

アウディ A6 (出典:audi.co.jp)

 

最新モデルは更に動力性能・燃費が向上

次いで2014年2月に、2L直4ターボエンジン(最高出力180ps/最大トルク32.6kgm)+CVTのパワートレインを搭載するFF方式のエントリーグレード「2.0TFSI」が追加されました。そして2015年7月にマイナーチェンジを実施し、外装の一部変更と共に、衝突被害軽減ブレーキ「アウディ・プレゼンス」や車線維持を支援する「アウディ・サイドアシスト」、車線変更を支援する「アウディ・アクティブレーンアシスト」などが設定されました。

アウディ A6 アバント (出典:audi.co.jp)

アウディ A6 アバント (出典:audi.co.jp)

同時にグレード体系が変更され、「2.0TFSI」に代り1.8L直4ターボエンジン(最高出力190ps/最大トルク32.6kgm)+7速Sトロニックを搭載する「1.8TFSI」が、「2.8FSIクワトロ」に代り、2L直4ターボエンジン(最高出力252ps/最大トルク37.7kgm)を搭載する「2.0TSFIクワトロ」がラインナップされました。又、「3.0TFSIクワトロ」の最高出力が333psにアップした他、全車で燃費が向上しました。

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