[PR]記事内に広告が含まれています。

水平対向エンジンの魅力

スバル ボクサーエンジン '15 (出典:subaru.jp)

スバル ボクサーエンジン ’15 (出典:subaru.jp)

水平対向エンジンをご存知でしょうか。スバル(富士重工業)車の最大の特徴は?と聞かれれば、水平対向エンジンを思い浮かべる人が多いかと思います。

国産自動車メーカーでも異彩を放つエンジンを使用しているスバルですが、水平対向エンジンを四輪自動車に使用しているメーカーは世界的にも珍しいのが現状です。

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

水平対向エンジンとは

水平対向エンジンとは、その文字で表されている通り左右に設置されているエンジン内のピストンが 水平方向ににピストン運動を繰り返すエンジンを言います。

一般的な直列のエンジンは、上下にピストン運動をして燃料を燃焼させますが、水平対向エンジンでは左右の運動に変わります(エンジン縦置きの場合)。水平対向エンジンのメリットとしては、重心を低くできること、左右のピストン運動により相互の振動が打ち消しあって、振動・音を少なく出来る点があります。エンジンのピストン運動になぞらえて「ボクサーエンジン」と呼ばれることもあります。

SUBARUテクノロジームービー 「水平対向エンジン篇」

水平対向エンジンを採用している自動車メーカー

現在、水平対向エンジンを四輪自動車に採用している自動車会社は、世界的にみてもポルシェとスバルしかありません(スバルと共同開発したトヨタ86を除いて)。

ポルシェといえば世界的なスポーツカーメーカーですが、どのモデルも高額で、気軽に購入できるクルマではありません。日本で唯一水平対向エンジンを採用しているのがスバルです。スバルであれば、ポルシェと同じ構造をもったエンジンを低価格で乗る事が出来ます。

水平対向エンジンの魅力

スバルのインプレッサとレガシィに乗った際に、まず、そのエンジン音にとても魅力を感じました。「ボッ、ボッ、ボッ」という独特のボクサーサウンドは、運転する前から、気持ちを高ぶらせてくれます。

エンジンは高回転型で、アクセルを踏めばすぐに吹けあがりました。ですが、普段のエンジン音はとても静かで、エンジンが始動していないのかと錯覚してしまう時があるほどです。エンジンに魅力を感じることが出来るメーカーは、それほど多くはないと思います。

ただ、現在のスバル車に搭載されている水平対向エンジンは、以前のような「ボッ、ボッ」という排気音はしなくなりました。これは排気管の取り回しを見直した事で、排気管内での排気干渉を低減した事によります。

具体的にはエキゾーストマニホールドを不等長のものから等長のもの(コストが掛かる)に変更した事によります。「ボッ、ボッ」という音は不等長マニホールドが生み出していました。レガシィは4代目モデル(’03頃)、インプレッサは2代目の中期モデル(’02頃)から等長になりました。

HKSによる不等長エキマニと等長エキマニの音質比較(前半が不等長)

HKS Exhaust Manifold 14019-AF002
スバル インプレッサ GRF エクシーガ YA5
純正エキマニとHKS製等長エキマニの音質比較になります。純正の不等長エキマニの独特なボクサーサウンドに対して、等長エキマニに変えることで直列4気筒の様なサウンドになります。映像はエクシーガですが、インプレッサでも同じような音質変化が得られます。

この見直しによって、スバルの水平対向エンジンは低重心・低振動に加え静粛性も一段と高まり、同じ四気筒で一般的な直列式よりも優れた走行フィーリングをもたらしています。

どうしても懐かしい不等長サウンドにしたい方は、社外品の不等長エキマニとマフラーに換装する事によって実現が可能です。

ただし、水平対向エンジンも万能ではなく、直列四気筒と比べるとエンジンヘッドが2つある為、部品点数が多く、整備性、コスト面からは不利なものとなっています。また、左右にエンジンヘッドが張り出す事により、横方向でのエンジンレイアウトが厳しくなり、長いストロークを確保するのが難しいのも難点と言えば難点です。

懐かしい「ボッ、ボッ」音はしなくなりましたが、その代わりに素晴らしいパワーユニットへと進化を遂げたスバルの水平対向エンジン。馴染みのない方は、一度スバルのディーラーで試乗されることをお勧めします。日本の技術力と個性豊かな車の存在に驚かれると思います。

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

自動車のコラム
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする