ロータス ヨーロッパ (46/54/74 1966-1975):ライトウエイトスポーツ初のミッドシップ車

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ロータス ヨーロッパ スペシャル 1973

ロータス ヨーロッパ スペシャル 1973

ロータスの2シータースポーツカー「ヨーロッパ」は、1966年にデビューしました。それまでのロータス製スポーツカーは、「セブン」「エリート」「エラン」など何れも駆動方式としてFR方式を採用していましたが、ヨーロッパは当時このクラスでは前例のなかったMR方式を採用した事が最大の特徴でした。

地を這うような軽量ボディ

ボディ形状は、地を這うような低いシルエットを持つ2ドアクローズドクーペで、軽量化を目的として素材にエランと同様FRPが採用されました。ボディサイズは、全長3,975mm×全幅1,638mm×全高1,067mmという全高が極端に低いディメンションを持ち、車両重量は610kgと極めて軽量に抑えられていました。

ロータス ヨーロッパ スペシャル 1973

ロータス ヨーロッパ スペシャル 1973

フレームは、エランと同様の逆Y型バックボーン型で、サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン式、リアは鋼板製ボックス型ラジアスアームにアッパーアームとロワーアームを組み合わせた特殊な方式でした。ホイールベースは2,311mmで、このクラスのスポーツカーとしては比較的長く設定されていました。ブレーキはフロントがディスク式、リアがドラム式でした。

汎用型エンジンと割り切った装備でスタート

パワートレインは、初期のモデルには「ルノー・16」に搭載されていた1.5L直4OHVエンジンと4速MTをそのまま流用してミッドに搭載しました。スペックは最高出力82ps/6,000rpm、最大トルク10.6kgm/4,000rpmと平均的なものながら、軽量かつ空力特性の優れたボディにより、最高速度185km/hの性能を持っていました。

ロータス ヨーロッパ S1 1968-75 (出典:wikipedia.org)

ロータス ヨーロッパ S1 1968-75 (出典:wikipedia.org)

装備面では、「シリーズ1」と呼ばれる最初期のモデルはシートが固定式で、ドアに内貼りはなくサイドウィンドウも開閉機構を持たず脱着式であるなど、割り切った設計が行われていました。又、対仏輸出がメインで英国内での販売を前提としていなかった為、英国車でありながら左ハンドル仕様のみである点も特徴でした。

マイナーチェンジで装備が充実し性能も向上

1968年に「シリーズ2」にマイナーチェンジし、ようやく右ハンドル仕様が設定されると共に、スライド機構付シートやドアの内貼りが備わった他、サイドウィンドウが当時としては贅沢なパワーウィンドウに変更されました。そうした装備の充実に伴い、車両重量は660kgに増加しました。又、シャシーとボディの結合が接着式からボルト固定式に変更されました。

ロータス ヨーロッパ S2 1968-75

ロータス ヨーロッパ S2 1968-75

そして1971年に、ツインカムエンジンを搭載した「ツインカム」にマイナーチェンジしました。フォード製1.6L直4OHVの「ケント・ユニット」にロータス自身の開発によるツインカムヘッドを搭載し、最高出力105ps/5,500rpm、最大トルク14.9kgm/4,000rpmへとスペックが向上しました。又、後方視界改善の為ボディ後部のバーチカルフィンが若干下げられました。車両重量は更に増加し、711kgとなりました。

ロータス ヨーロッパ スペシャル 1973

ロータス ヨーロッパ スペシャル 1973

翌1972年には、圧縮比アップやエアインテークバルブの大型化などにより更なるパワーアップを図った「スペシャル」へとバトンタッチされました。最高出力126ps/6,500rpm、最大トルク15.6kgm/5,500rpmのスペックで、トランスミッションは新たに5速MTがオプション設定されました。車両重量は730kgと更に重くなったものの、最高速度は210km/hまで向上し、歴代ヨーロッパの中で最速の仕様となりました。

ロータス ヨーロッパ スペシャル (サーキットの狼ミュージアム展示車両)

ロータス ヨーロッパ スペシャル (サーキットの狼ミュージアム展示車両)

そして、スーパースポーツ路線に舵を取ったモダンな「エスプリ」がデビューした1975年に、9年間に及ぶ生産を終了しました。ヨーロッパは、国内では人気コミック「サーキットの狼」において主人公の愛車であった事も手伝い、生産終了後も高い人気を維持しました。

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