[PR]記事内に広告が含まれています。

フォルクスワーゲン シロッコ (2代目 1981-1992):基本メカニズムを踏襲しつつスタイリングを一新

フォルクスワーゲン シロッコ GT 1981

フォルクスワーゲン シロッコ GT 1981

1974年に「カルマンギア・クーペ」に代わる新型スポーツクーペとした誕生した「シロッコ」は、1981年に7年ぶりのフルモデルチェンジが実施され2代目モデルに移行しました。プラットフォームやパワートレインなど基本メカニズムが先代からキャリオーバーされた一方で、スタイリングは大幅なイメージチェンジが図られました。

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

社内デザインを採用

それまでと同様カルマン社の手により架装されるボディは、先代同様2+2シーター仕様の3ドアハッチバックながら、デザイナーがジウジアーロから社内デザインセンターに変更されました。そのスタイリングは、ややふくよかになったフォルムに加え、角型4灯式ヘッドランプやリアウィンドウを跨ぐように設けられたリアスポイラーの採用などにより、リフレッシュが図られていました。

フォルクスワーゲン シロッコ GT 1981

フォルクスワーゲン シロッコ GT 1981

ボディサイズは全長4,050mm×全幅1,640mm×全高1,305mmで、先代より全長が165mm、全幅が20mm大きく、全高は5mm低いディメンションになりました。ホイールベースは先代と同一の2,400mmで、サスペンション形式もフロント:ストラット式/リア:トレーリングアーム式が踏襲されました。又、ラック&ピニオン式のステアリング形式やフロント:ディスク式/リア:ドラム式のブレーキ形式も先代と同一でした。

駆動方式もFFが踏襲され、エンジンは欧州仕様には

  • 1.3L直4SOHCキャブレター仕様(61ps/9.7kgm)
  • 1.5L直4SOHCキャブレター仕様(71ps/11.2kgm)
  • 1.6L直4SOHCキャブレター仕様(76ps/12.7kgm)
  • 1.8L直4SOHCキャブレター仕様(91ps/14.8kgm)
  • 1.8L直4SOHCインジェクション仕様(114ps/15.6kgm)

(最高出力/最大トルク)が用意されました。

装備を充実化

フォルクスワーゲン シロッコ GT 1981

フォルクスワーゲン シロッコ GT 1981

トランスミッションは、5速MTと3速トルコン式ATが設定されました。装備面では、電動ドアミラー、サンルーフ、本革シート、パワーウィンドウ、エアコンが用意されるなど、先代から大幅な充実化が図られました。そして1986年には、1.8L直4DOHC16V燃料噴射仕様エンジン(最高出力125ps/最大トルク16.6kgm及び最高出力139ps/最大トルク16.3kgm)搭載車が追加されました。

フォルクスワーゲン シロッコ GT 1981

フォルクスワーゲン シロッコ GT 1981

日本市場には、ヤナセの手によりまず1.7L直4SOHC燃料噴射仕様エンジン(最高出力78ps/最大トルク13.1kgm)を搭載する「GTi」が導入され、1984年にはエンジンが1.8L(最高出力95ps/最大トルク14.5kgm)に置換されると共に仕様向上が図られたマイナーチェンジ版に切り替えられました。次いで翌1985年、導入グレードがエアロパーツが備わる「GTX」に変更されました。

フォルクスワーゲン シロッコ 16V 1982

フォルクスワーゲン シロッコ 16V 1982

続いて1987年、1.8L DOHC16V仕様エンジン(最高出力130ps)を搭載する「GTX-16V」の導入が開始されました。そして1988年により本格的なスポーツクーペ「コラード」が発売された事を受け、日本での販売は終了となりました。一方、ドイツ本国では1992年まで生産が続けられました。

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

シロッコ時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする