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ダイハツ ミラジーノ (2代目 2004-2009):初代モデルと異なり独自設計のボディを採用 [L650/660]

ダイハツ ミラジーノ X (2代目 2004)

1999年に5代目「ミラ」の派生モデルとして誕生したダイハツ工業のレトロ調軽乗用車「ミラジーノ」は、2004年11月に5年ぶりのフルモデルチェンジを受け、2代目モデルに移行しました。2002年にリリースされた6代目ミラをベースとしながらも、初代モデルと異なりミラとは別設計のボディを採用するなど、より独自色を強めたモデルとなりました。

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全高の高いディメンションに変貌

ダイハツ ミラジーノ XLimited (2代目 2004)

ボディタイプは5ドアハッチバックみの設定で、メッキグリルや丸型2灯式ヘッドランプの採用など先代のディテールが受け継がれた一方、ビッグキャビン化が図られた事で基本プロポーションが変化しました。ボディサイズ全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,515mmで、先代から全高が90mm高くなり、ホイールベースは30mm延長され2,390mmとなりました。

ダイハツ ミラジーノ X (2代目 2004)

車両重量は780~820kgで、同一仕様車同士の比較において先代から僅かに増加しました。駆動方式は先代同様FFとフルタイム4WDが設定され、サスペンション形式もフロント:マクファーソンストラット式/リア:トーションビーム式(FF)・3リンク式(4WD)が踏襲されました。ブレーキは、全車にフロント:ディスク式/リア:ドラム式が採用されました。

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2代目ミラジーノのCM (2004)

エンジンはNAのみに

ダイハツ ミラジーノ X (2代目 2004)

エンジンは660cc直3DOHCのEF型がキャリオーバーされたものの、ターボ仕様は廃止されNA仕様に一本化されました。スペックは先代と同一の最高出力58ps/最大トルク6.5kgmで、トランスミッションは5速MTが廃止され4速トルコン式ATのみの設定となりました。又、インパネは先行デビューした軽セミトールワゴン「ムーヴラテ」と基本的に共通のデザインが採用されました。

当初のグレード体系は、下からベーシックな「L」、MD付カーステレオやドアミラーターンシグナルランプなどが装備される「X」、ディスチャージヘッドランプや14インチアルミホイールなどが装備される「Xリミテッド」、ミニライト製15インチアルミホイールや専用フロントグリルなどが装備される「ミニライト」の4タイプがラインナップされました。

ダイハツ ミラジーノ PremiumX (2代目 2006)

安全装備面では、先代同様全車にSRSデュアルエアバッグシステムが採用された他、新たにX以上のグレードにEBD&ブレーキアシスト付ABSが標準装備されました。そして2005年12月の仕様変更により、新シート表皮が採用されると共にボディカラーに新色が追加されました。同時にXリミテッドが廃止され、代わってMOMO製ウッドステアリングホイールなどが備わる「プレミアX」が設定されました。

ダイハツ ミラジーノ PremiumX (2代目 2006)

次いで2006年9月の仕様変更でボディカラーの入れ替えが実施されると共に、Lをベースにメッキパーツやウッド調インパネクラスター、MOMO製ウッドステアリングホイールを装備した特別仕様車「プレミアムL」が設定されました。そして2009年4月に販売を終了、追って同年8月にリリースされた「ミラココア」が事実上の後継車種となりました。

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