1995年に「オデッセイ」に次ぐクリエイティブ・ムーバーシリーズ第2弾としてリリースされた本田技研工業のクロスオーバーSUV「CR-V」は、2006年10月に5年ぶり2度目のフルモデルを受け、3代目モデルとなりました。先代からプラットフォームが一新されると共にボディサイズが拡大され、車格がミディアムクラスからプレミアムクラスに移行しました。
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従来からスタイリングを一新
ボディタイプは従来同様5ドアで、スタイリングはそれまでのボクシーなフォルムから丸みを帯びたフォルムに一新されました。又、スペアタイヤの装着方式がそれまでの背面キャリア式から床下収納式に変更され、フェンダーに装着されていたサイドアンダーミラーに代わり助手席側ドアミラーにプリズムアンダーミラーが内蔵されるなど、よりスマートな雰囲気に変貌しました。
ボディサイズは全長4,520mm×全幅1,820mm×全高1,690mmで、先代から全長が100mm、全幅が35mm拡大された一方、全高は20mm低くなりました。ホイールベースは先代と同一の2,620mmで、サスペンション形式は従来の4輪ダブルウィッシュボーン式からフロントがマクファーソンストラット式に変更されました。
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パワートレインは先代と共通
駆動方式はFFと、改良により伝達効率が向上したデュアルポンプ式のオンデマンド型4WDが設定されました。パワートレインは、先代から2.4L直4DOHC i-VTECのK24A型エンジン(最高出力170ps/最大トルク22.4kgm)と5速トルコン式ATの組み合わせがキャリオーバーされました。当初のグレード体系は、下から「ZL」「X」「ZX」「ZLi」「ZXi」のラインナップでした。
装備面では、車両挙動安定化制御装置「VSA」が全車に、衝突被害軽減ブレーキ「CMBS」+E-プリテンショナー及びインテリジェント・ハイウェイ・クルーズコントロールがZLi/ZXiに採用されました。そして2007年9月に、ZL/ZXをベースにリアカメラ付Honda HDDインターナビシステムや木目調パネルが装備される「 HDDナビスタイル」が追加されました。
次いで2008年2月にZL/ZXがベースの特別仕様車「エクスクルーシブ」が設定され、追って同年8月にはZL/ZXをベースにアルカンターラの内装と木目調パネルが装備される「アルカンターラスタイル」と、レザーの内装や木目調パネル、助手席8ウェイパワーシートが装備される「レザースタイル」が追加されました。
次いで2009年9月のマイナーチェンジで内外装デザインが変更されると共に、全車にオートライトコントロールが標準装備されました。続いて2011年2月、ZL/ZXがベースの特別仕様車「HDDナビスマートセレクション」が設定されました。そして同年12月にフルモデルチェンジが実施され4代目CR-V(RM1/4型)に移行しました。
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