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ダイハツ ストーリア (1998-2004):シャレードの後継車種として登場したコンパクト [M100S/101S/110S/111S/112S]

ダイハツ ストーリア 1998

ダイハツ工業は1998年2月、4代目「シャレード・ハッチバック」の実質的な後継車種(クラスは一クラス下)となるコンパクトカー「ストーリア」を発売しました。丸みを帯びたファニーなスタイリングが特徴で、当初は大人しいグレードのみのラインナップでスタートしたものの、追って高性能エンジンを搭載するホットハッチモデルも設定されました。

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ボディは5ドアのみ

5ドアハッチバックのみが用意されるボディのサイズは、全長3,660mm×全幅1,600mm×全高1,450mm、ホイールベースは2,370mmで、全高を除きシャレード・ハッチバックから若干縮小されました。駆動方式はFFとフルタイム4WDが設定され、サスペンション形式はフロントは全車ストラット式で、リアはFFにはトーションビーム式が、4WDには3リンク式が採用されました。

ダイハツ ストーリア 1998

エンジンは当初、1L直3DOHCのEJ-DE型(最高出力60ps/最大トルク9.6kgm)が搭載され、トランスミッションは5速MT又は4速トルコン式ATが組み合わせられました。発売時のグレード体系は、下から「CL」「CX」「CXリミテッド」のラインナップで、安全装備として全車にSRSデュアルエアバッグシステムが、CL以外のグレードにABSが標準装備されました。

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ターボ車や1.3L車を追加

そして同年4月、0.7L直4DOHCターボのJC-DET型エンジン(最高出力120ps/最大トルク13kgm)+5速MTを搭載するフルタイム4WD方式の競技用ベースモデル「X4」が追加されました。追って同年7月には、CLをベースにエアロパーツやアルミホイール、CDデッキなどを装備した特別仕様車「CL-Sパッケージ」が設定されました。

ダイハツ ストーリア 1998

次いで1999年4月、新グレード「カスタム」と、よりファニーなエクステリアが備わる特別仕様車「ミラノ」が追加されました。続いて2000年5月のマイナーチェンジで外観の一部変更や足回りの改良が実施されると共に、エンジンが1L直3DOHCのEJ-VE型(最高出力64ps/最大トルク9.6kgm)と1.3L直4DOHCのK3-VE2型(最高出力110ps/最大トルク12.8kgm)の2本立てとなりました。

ダイハツ ストーリア 2003

1.3L車のグレードは、「CZ」「ツーリング」「ツーリングリミテッド」の3タイプでした。続いて同年12月、CLをベースに専用加飾が施された内外装が備わる特別仕様車「CLクラシック」が設定されました。次いで2001年12月に2度目のマイナーチェンジが実施され、フェイスリフトと共にABS装着グレードにEBD&ブレーキアシスト機能が追加されました。

ダイハツ ストーリア 2003

同時にグレード体系も見直され、下から「1.0CX」「1.0CL」「1.0CLリミテッド」「1.3CX」「1.3ツーリング」のラインナップとなりました。そして2004年6月、トヨタ自動車と共同開発した後継車種「ブーン」にバトンタッチして生産終了となりました。

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