[PR]記事内に広告が含まれています。

マツダ ファミリア (初代 1963-1968):同社初の本格派ファミリーカーとしてデビュー

マツダ ファミリア セダン 1964

マツダ ファミリア セダン 1964

マツダは東洋工業時代の1963年10月、当時オート3輪や軽自動車を主力としていた同社として初の本格派ファミリーカーとなる初代「ファミリア」を発売しました。市場調査の結果を反映して3ドアの商用ライトバンからリリースされ、後に2ドア/4ドアセダンや2ドアクーペ、2ドアピックアップトラックが追加されるなどボディバリエーションの拡大が図られました。

形式名:SSA/SPA/MPA/MSAP/ BSAVD/BPAV /BSA55/BPA55

新車購入ガイド:【2023最新】マツダ3の値引き 納期 乗り出し価格

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

エンジンはキャロル用の拡大版

当初のライトバン仕様「ファミリアバン」のボディスペックは、全長3,635mm×全幅1,465mm×全高1,390mm、ホイールベース2,140mm、車両重量720kgでした。サスペンションはフロント:ダブルウィッシュボーン式/リア:リジッド・リーフ式の手堅い形式で、駆動方式もコンベンショナルなFRが採用されました。

マツダ ファミリア バン 1963

マツダ ファミリア バン 1963

エンジンは当初、先行して販売されていた軽/普通乗用車「キャロル360/600」用のアルミ合金製直4OHVの排気量を800ccに拡大したユニットが搭載されました。スペックは最高出力42ps/最大トルク6kgmで、トランスミッションは4速MTが組み合わせられました。室内は5人乗りで荷室の最大積載量は400kg、グレードは「スタンダード」と「デラックス」が設定されました。

マツダ ファミリア トラック 1963

マツダ ファミリア トラック 1963

そして翌1964年4月にライトバンをベースに乗用車仕様とした「ファミリアワゴン800」が、同年10月にイタリアのベルトーネがデザインを手掛けた4ドアセダン「ファミリア800セダン」が、更に翌11月に同じくベルトーネデザインによる2ドアセダン「ファミリア2ドアセダン800」が相次いで追加されました。

マツダ ファミリア バン 1963

マツダ ファミリア バン 1963

セダンはホイールベースが50mm延長された他、バンパーオーバーライダーの装着により全長が3,700mmとなっていました。又、エクステリア面では4灯式ヘッドランプの採用によりライトバンとの差別化が図られていました。次いで1965年4月に2速トルコン式AT仕様が、更に同年10月には800ccエンジンを最高出力52psにチューンナップして搭載する「ファミリアS」が追加されました。

マツダ ファミリア バン 1963

マツダ ファミリア バン 1963

クーペには新開発の1Lエンジンを搭載

追って翌11月、ベルトーネデザインのクーペボディに新開発の1L直4SOHCツインキャブレターエンジン(最高出力68ps/最大トルク8.1kgm)を搭載する「ファミリアクーペ1000」が追加されました。シャシーはセダンと共通で、全高1,345mmの低くスタイリッシュなプロポーションが特徴でした。次いで1966年3月に800ccエンジンに改良が施され、アウトプットが最高出力45ps/最大トルク6.3kgmに向上しました。

マツダ ファミリア セダン 1964

マツダ ファミリア セダン 1964

同時に、ライトバンにセダンと同様のフロントマスクが与えられました。続いて翌1967年1月のマイナーチェンジでヘッドランプが楕円形2灯式に変更されると共に、セダンに1Lシングルキャブレターエンジン(最高出力58ps/最大トルク7.9kgm)搭載車が追加されました。そして1967年11月にフルモデルチェンジが実施され、2代目モデルに移行しました。

後継モデル:2代目ファミリア

マツダ ファミリア (2代目 1967-1978):スタイリングを一新しロータリーエンジン車も設定
1963年に初代モデルが東洋工業(現マツダ)初の本格派ファミリーカーとしてデビューした「ファミリア」は、1967年11月...

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

ファミリア時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする