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ルノー 5 (2代目 シュペールサンク 1984-1996):コンセプトを受け継ぎ再ベストセラーに

ルノー 5 3-door (2代目 シュペールサンク 1985)

1972年にデビューしたルノーのハッチバックコンパクトカー「5(サンク)」は、1984年10月に12年ぶりにして初のフルモデルチェンジを受け、通称「Super5(シュペールサンク)」と呼ばれる2代目モデルに移行しました。メカニズムの変更はあったものの基本的に先代からのキープコンセプトで、優れたトータルバランスにより再びベストセラーカーの座に着きました。

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デザインはガンディーニ作

ルノー 5 5-door (2代目 シュペールサンク 1985)

先代同様3ドアと5ドアが用意されるボディのデザインは、社内スタッフによる先代とは異なり、マルチェロ・ガンディーニに委託されました。そのスタイリングは、台形を基調としたフォルムや角型2灯式ヘッドランプ採用のフロントマスク、縦長のリアコンビネーションランプなど、先代のイメージを色濃く受け継ぐものでした。

ルノー 5 3-door (2代目 シュペールサンク 1985)

ボディサイズは全長3,590mm(3ドア)/3,650mm(5ドア)×全幅1,590mm×全高1,380mmで、先代から全長・全幅が拡大された一方、全高は若干低められました。ホイールベースは3ドアが2,405mm、5ドアが2,465mmで、左右で長さが異なっていた先代と異なり左右共通となりました。駆動方式はFFを踏襲しながらも、レイアウトが縦置きから一般的な横置きに変更されました。

当初搭載されたエンジンは先代からのキャリオーバーで、ラインナップは1L直4OHV(最高出力42hp)と1.1L直4OHV(最高出力47hp)、そしてチューニングの異なる3種類の1.4L直4OHV(最高出力60hp/68hp/72hp)でした。組み合わせられるトランスミッションも先代同様、4速/5速MTと3速トルコン式ATが設定されました。

フロントサスペンションを変更

ルノー 5 GT Turbo (2代目 シュペールサンク 1985)

サスペンション形式は、フロントはダブルウィッシュボーン式からマクファーソンストラット式に変更された一方、リアはトレーリングアーム式が踏襲されました。そして翌1985年、エアダムバンパーやオーバーフェンダーなどが備わる3ドアボディに、1.4L直4OHVインタークーラーターボエンジン(最高出力115hp)を搭載するホッチハッチ「GTターボ」がリリースされました。

ルノー 5 GT Turbo (2代目 シュペールサンク 1985)

5速MTとの組み合わせによる最高速度は200km/hに達し、ブレーキはフロントがベンチレーテッド型の4輪ディスク式が奢られました。更にこの年の秋には、1.6L直4ディーゼルエンジン(最高出力55hp)搭載車と、5ドアをベースにボディを延長すると共に、後部にカーゴボックスを装着した商用モデル「エクスプレス」が追加されました。

次いで1987年にフェイスリフトが実施されると共に、1.2L直4OHV(最高出力55hp)と1.7L直4SOHC(最高出力90hp)の2種類のガソリンエンジンが追加されました。同時に、GTターボ用エンジンの最高出力が120hpに高められた他、前述の1.7Lエンジンを搭載する豪華グレード「バカラ」が追加されました。

ルノー 5 “Blue Jeans” (2代目 シュペールサンク 1989)

次いで1989年、1.4LエンジンがSOHC+電子燃料噴射仕様の新ユニット(最高出力58hp)に置換された他、1.7Lエンジンも電子燃料噴射化されました。同時に、1.4Lエンジン搭載の廉価グレード「ファイブ」が追加されました。そして1990年に後継モデル「クリオ」(日本名ルーテシア)が登場した事に伴い、徐々にラインナップを縮小、1996年に全車生産終了となりました。

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