フォルクスワーゲン ゴルフⅠ(初代 1974-1992)
タイプ1の後継車種として登場しベストセラーに
フォルクスワーゲンは1974年5月、基本設計を戦前まで遡り、旧態化が著しくなっていた「タイプ1(ビートル)」の後継車種となる初代「ゴルフ」を発売しました。古典的な空冷エンジン+RR方式のメカニズムを採用するタイプ1から一転、先行して発売された上級モデル「パサート」や「シロッコ」と同様、近代的な水冷エンジン+FF方式のメカニズムが採用されました。
フォルクスワーゲン ゴルフⅡ (2代目 1983-1992 19E)
基本コンセプトを受け継ぎながら完成度をアップ
フォルクスワーゲンのコンパクトカー「ゴルフ」は、1983年夏に9年ぶりのフルモデルチェンジが実施され、2代目19E型に移行しました。先代からのキープコンセプトで目新しい要素は少なかったものの、総合的な完成度に磨きが掛けられ、初代に引き続きベストセラーカーとなりました。
フォルクスワーゲン ゴルフⅢ (3代目 1991-1997 1H)
基本性能や居住性、安全性、環境性能などが向上
フォルクスワーゲンのコンパクトカー「ゴルフ」は、1991年に8年ぶり2度目のフルモデルチェンジが実施され、3代目1H型に移行しました。先代から操縦安定性や乗り心地など基本性能が向上した他、内外装の質感、居住性、衝突安全性能や環境性能も改善されるなど、全方位的な進化を遂げました。
フォルクスワーゲン ゴルフⅣ (4代目 1997-2005 1J)
内外装の質感が向上しプレミアムコンパクト路線に
フォルクスワーゲンのコンパクトカー「ゴルフ」は、1997年に6年ぶり3度目のフルモデルチェンジが実施され、4代目1J型に移行しました。先代からボディが拡大され居住性が向上した他、ボディやインテリアの質感が向上するなど、方向性がプレミアムコンパクト路線に振られた事が特徴でした。
フォルクスワーゲン ゴルフⅤ (5代目 2003-2009 1K)
総合性能が向上しメカニズム面でも進化
フォルクスワーゲンのコンパクトカー「ゴルフ」は、2003年に6年ぶり4度目のフルモデルチェンジが実施され、5代目1K型に移行しました。先代から操縦安定性や居住性、内外装の質感など総合的な完成度が向上すると共に、直噴エンジンや多段トランスミッションの採用などメカニズムでも進化を遂げました。
フォルクスワーゲン ゴルフⅥ (6代目 2008-2013 5K)
スタイリングを一新しカブリオレが復活
フォルクスワーゲンのコンパクトカー「ゴルフ」は、2008年に5年ぶり5度目のフルモデルチェンジが実施され、6代目5K型に移行しました。先代からプラットフォームがキャリオーバーされた一方で、スタイリングは一新された他、先代で一旦廃止された2ドアカブリオレが復活しました。
フォルクスワーゲン ゴルフ7 (7代目 2011- 5G)
Cセグメントコンパクトカーのベンチマーク
フォルクスワーゲンのCセグメントハッチバック車「ゴルフ」は、2012年9月に発表され7代目にフルモデルチェンジしました。優れた操縦安定性や乗り心地などトータルバランスの良さから、このクラスのベンチマークとして世界中のメーカーから目標とされる存在になっています。日本には2013年6月から導入され、同社随一の人気モデルとなっています。
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