[PR]記事内に広告が含まれています。

トヨタ クラウン (13代目 S20 2008-2012):電子制御により走行性能・快適性を向上させHV車も復活

トヨタ クラウン アスリート  2008

トヨタ クラウン アスリート 2008

1955年に初代モデルがデビューしたトヨタのプレミアムモデル「クラウン」は、2008年2月に通算13代目モデルとしてまず「ロイヤルサルーン」及び「アスリート」が、追って5月に2代ぶりの復活となる「ハイブリッド」が発売されました。先代をベースとしながら、電子制御システムを進化させ走行性能や快適性の向上が図られると共に、安全運転支援システムも用意されました。

トヨタ クラウン アスリート  2008

トヨタ クラウン アスリート 2008

ボディタイプは先代同様4ドアセダンのみの設定で、スタイリングは先代のイメージを踏襲しつつ、より押し出しの効いたフロントマスクが採用されました。ボディサイズは全長4,870mm×全幅1,795mm×全高1,470~1,485mmで、先代から全長が30mm、全幅が15mm拡大されました。プラットフォームは先代と共通で、ホイールベースも同一の2,850mmでした。

新車購入ガイド:【2023最新】クラウンの値引き 納期 乗り出し価格

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

ナビ協調式サスペンションを採用

トヨタ クラウン アスリート  2008

トヨタ クラウン アスリート 2008

車両重量は非ハイブリッドモデルで1,590~1,710kgとなり、先代から40kg程増加しました。又、ハイブリッドは更に重く1,840kgでした。サスペンションは、先代同様のフロント:ダブルウィシュボーン式/リア:マルチリンク式の形式を踏襲しつつ、新たにナビ協調機能付減衰力制御サスペンション「NAVI・AI-AVS」が採用され、乗り心地の改善が図られました。

トヨタ クラウン アスリート  2008

トヨタ クラウン アスリート 2008

駆動方式は先代と同様FRとフルタイム4WDが設定され、エンジンもV6直噴NAのGR型が引き継がれました。発売当初のスペックは、2.5Lの4GR-FSE型が最高出力215ps/最大トルク26.5kgm、3Lの3GR-FSE型が最高出力256ps/最大トルク32kgm、3.5Lの2GR-FSE型が最高出力315ps/最大トルク38.4kgm(※ハイブリッド用は最高出力296ps/最大トルク37.5kgm)でした。

新車購入ガイド:【2023最新】ハリアー値引き 納期 乗り出し価格

ハイブリッドはパワーと燃費を両立

トヨタ クラウン ハイブリッド  2008

トヨタ クラウン ハイブリッド 2008

ハイブリッドのパワートレインは、11代目モデルに設定された簡易型システムとは異なり、前述の3.5Lエンジンと同期型モーターを組み合わせた本格的なスプリット式が採用され、システム最高出力345psのパワーと10.15モード15.8km/Lの燃費性能を備えていました。トランスミッションは、非ハイブリッド車には6速トルコン式ATが、ハイブリッドにはCVTが組み合わせられました。

トヨタ クラウン アスリート  2008

トヨタ クラウン アスリート 2008

グレード体系は、ロイヤルサルーンに「ロイヤルサルーン」「ロイヤルサルーンG」が、アスリートに「アスリート」「アスリートGパッケージ」が、ハイブリッドに「ハイブリッド」「ハイブリッドLパッケージ」「ハイブリッドGパッケージ」が設定されました。装備面では、全車にSRS10エアバッグシステムや、ハンドリングを向上させる電子制御デバイス「VDIM」が標準装備されました。

トヨタ クラウン ロイヤルサルーン  2008

トヨタ クラウン ロイヤルサルーン 2008

又、一部グレードにミリ波レーダー方式の安全運転支援システム「プリクラッシュセーフティシステム」やレーダークルーズコントロール、駐車をアシストする「インテリジェントパーキングアシスト」がオプション設定されました。そして2010年2月にマイナーチェンジを実施し、フェイスリフトやリアコンビネーションランプの意匠変更、内装の一部変更などが行われました。

トヨタ クラウン ロイヤルサルーン  2008

トヨタ クラウン ロイヤルサルーン 2008

同時に2.5L車のエンジンがレギュラーガソリン仕様となり、スペックが最高出力203ps/最大トルク24.8kgmに低下した一方で、同FR車の燃費が0.4km/L向上しました。そして2012年12月にフルモデルチェンジを行い、14代目に移行しました。

先代モデル:12代目クラウン

トヨタ クラウン (12代目 S18 2003-2008):キャッチフレーズは「ゼロクラウン」
1955年に初代モデルがデビューしたトヨタのプレミアムモデル「クラウン」は、2003年12月に11度目のフルモデルチェン...

後継モデル:14代目クラウン

トヨタ クラウン ロイヤル (8代目 S21 2012-2018):記号性の高いデザインを採用し、HV車の燃費が大幅アップ
1955年に初代モデルがデビューしたトヨタの高級セダン「クラウン」は、7代目モデルに最上級グレード「ロイヤルサルーン」が...
トヨタ クラウン アスリート (6代目 S21 2012-2018):アグレッシブに変貌を遂げ、HV車の燃費が大幅アップ
1955年に初代モデルがデビューしたトヨタの高級セダン「クラウン」は、その歴史の後半から「ロイヤルシリーズ」と「アスリー...

歴代クラウン

歴代トヨタ クラウン フルモデルチェンジの歴史
初代トヨペット クラウン (1955-1962 RS) 観音開きドアを採用した本格的国産乗用車の先駆者 トヨタのプレミア...

新車購入ガイド:【2023最新】カムリの値引き 納期 乗り出し価格

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

クラウン時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ