ポルテ/スペイドの値引き/納期/実燃費レポート
トヨタのコンパクトミニバン「ポルテ」は、2004年に初代モデルが登場し、2012年7月に初のフルモデルチェンジを実施して現行型になりました。ボディ左側に巨大なスライドドアを備える左右非対称ボディの採用をはじめ基本コンセプトを初代モデルから踏襲しながら、燃費性能の改善や使い勝手を向上させる為の工夫が凝らされるなど、正常進化を果たしたモデルになっています。
また、「スペイド」は、2011年に生産終了となった「ラウム」の実質的な後継モデルとして、2012年7月に発売されました。ラウムが単独開発されたモデルであったのに対し、スペイドは同時に発売された2代目「ポルテ」と姉妹車関係となる他、ラウムとは外観やディメンション、コンセプトなどが大幅に変わりました。
ポルテ/スペイドは2020年12月末に生産が終了となりました。ポルテ/スペイドに近い車種の新車購入ガイドは以下となりますので参照ください。
新車購入ガイド:【2023最新】シエンタの値引き 納期 乗り出し価格
新車購入ガイド:【2023最新】ルーミーの値引き 納期 乗り出し価格
以下の記事はポルテ/スペイド発売終了前の内容となります。
トヨタ 新型ポルテ/スペイドの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | 3~10万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 15~20万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 20~30万円 |
トヨタ 新型ポルテ/スペイドの値引き難易度:A
(A:甘い ~ E:渋い)
コンパクトなボディに左側が大きなスライドドアのみという特徴を持つポルテ/スペイド。子育てママをターゲットに親しみやすいデザインのポルテ、若い男性ユーザーを意識したスペイド。
スライドドア以外は特に大きな特徴も少なく、モデルライフ末期となり値引き交渉はしやすい状況となっています。
新型ポルテ/スペイドの納期:やや長め
- 納期:2ヵ月~3ヵ月
モデル末期ではあるものの、あまり販売に力を入れていない為か、納期はやや長めとなっています。
ポルテ/スペイドの値引き/納期がわかったら次にすべき事
「新型ポルテ/スペイドの値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握せずに値引き交渉に入ると、新型ポルテ/スペイドの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」「納期の短い車両が1台だけあります」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる 新型ポルテ/スペイドを見に行って値引き交渉を始める前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
トヨタ ポルテ/スペイドのグレード別 新車価格
ポルテ:1.5L、CVT、5人乗り、税込
グレード | 2WD | 4WD |
特別仕様車 G“Safety Edition” | 2,090,100円 | 2,244,100円 |
特別仕様車 F“Safety Edition” | 1,990,000円 | 2,144,000円 |
特別仕様車 F“GLAMPER” | 1,941,500円 | 2,095,500円 |
G | 2,014,100円 | 2,168,100円 |
F | 1,914,000円 | 2,068,000円 |
X | 1,862,300円 | 2,025,100円 |
スペイド:1.5L、CVT、5人乗り、税込
グレード | 2WD | 4WD |
特別仕様車 G“Safety Edition” | 2,090,100円 | 2,244,100円 |
特別仕様車 F“Safety Edition” | 1,990,000円 | 2,144,000円 |
特別仕様車 F“GLAMPER” | 1,941,500円 | 2,095,500円 |
G | 2,014,100円 | 2,168,100円 |
F | 1,914,000円 | 2,068,000円 |
X | 1,862,300円 | 2,025,100円 |
※価格は2020年10月19日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
トヨタ ポルテ/スペイドのグレード選び
ポルテ/スペイドのパワートレイン
パワートレインは1.5Lガソリンのみ。4WDは全てのグレードに設定されています。トランスミッションはCVTのみでマニュアルトランスミッションの設定はありません。
ポルテ/スペイドのグレード
グレード構成は安いほうから「X」「F」「G」の3種類。ポルテ、スペイドとも同じグレード構成、価格も同じとなっています。
ポルテ/スペイドそれぞれにお買い得な特別仕様車の設定があります。
ポルテ/スペイドの実燃費(2名乗車時の目安)
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 17~20km/L |
郊外・幹線道路 | 14~17km/L |
市街地 | 11~15km/L |
2016年6月30日 マイナーチェンジ実施
プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームをセットにした「Toyota Safety Sense C」を全車標準装備。
レーザーレーダーと単眼カメラを組み合わせ、異なる2つのセンサーで高い認識性能と信頼性を両立し、多面的な安全運転支援を可能とした。
また、先行車を検知し、信号待ちなどで先行車が発進したことに気づかず停止し続けた場合、ブザーとディスプレイ表示でドライバーに知らせる先行車発進告知機能や、急ブレーキをハザードランプの自動点滅により後続車へ知らせる緊急ブレーキシグナルを全車に標準装備とした。
そのほか、IR(赤外線)カット機能付ウインドシールドガラスの標準装備、センターメーターをデジタル表示化するなど、快適性や視認性を向上。
外板色については、ポルテは新規設定色シトラスオレンジマイカメタリック、ブラッキッシュアゲハガラスフレークを含む全9色、スペイドは新規設定色ブラッキッシュアゲハガラスフレークを含む全9色を設定した。
2016年6月30日 ポルテ 特別仕様車 F“a la mode Trois” 追加
ファスナー式で簡単に脱着でき、丸洗いが繰り返し可能なウォッシャブルカバーシートを特別装備。室内天井とウォッシャブルカバーシートは、内装色フロマージュにあわせて水玉模様をあしらった専用デザインにするとともに、ベースシート表皮をフロマージュ、インストルメントパネル上部とドアトリムオーナメントのさし色をプラムとした内装色を特別設定。
- ブラウン塗装したレジスターリング
- メッキ加飾のシフトレバーベゼル、インサイドドアハンドル(運転席・助手席)
- ラジエーターグリルと電動格納式リモコンドアミラーにブラウン塗装
- バックドアガーニッシュとアウトサイドドアハンドルにメッキ加飾
- ホイールにはパールホワイト塗装樹脂フルキャップを特別装備
- 外板色に、ホワイトパールクリスタルシャイン、チェリーパールクリスタルシャイン、クリームベージュ、シトラスオレンジマイカメタリックの4色を設定
2016年6月30日 スペイド特別仕様車 F“Queen Ⅱ”追加
ファスナー式で簡単に脱着でき、丸洗いが繰り返し可能なウォッシャブルカバーシートを特別装備。内装は特別色ブラックを設定し、室内天井には格子柄を、ウォッシャブルカバーシートはストライプをあしらった専用デザインを採用。
- レジスターリングをサテン調加飾
- シフトレバーベゼル、インサイドドアハンドル(運転席・助手席)にメッキ加飾
- 専用意匠のセンターメーター
- フロントグリル、電動格納式リモコンドアミラー、バックドアガーニッシュ、アウトサイドドアハンドルにメッキ加飾
- ホイールにはスーパークロームメタリック塗装樹脂フルキャップを特別装備
- 外板色に、ブラック(特別設定色)、ホワイトパールクリスタルシャイン、ボルドーマイカメタリック、ブラッキッシュアゲハガラスフレークの4色を設定
トヨタ ポルテ/スペイドの値引き交渉に使う競合車
ポルテ/スペイドの値引き交渉をして安く購入する為には、前もって競合車種の乗り出し価格の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
スズキ ソリオ/バンディット
全幅1,625mmと、あえて5ナンバーサイズぎりぎりまで全幅を広げず、狭い道での扱いやすさを優先したスズキ ソリオ。
先代モデルと比べるとボディの軽量化やマイルドハイブリッド、自動ブレーキの搭載など先進性にも取り組んでいます。新しいモデルなので値引きは厳しめですが、ポルテとの競合によって値引き額を引き出しましょう。
新車購入ガイド:【2023最新】ソリオの値引き 納期 乗り出し価格
トヨタ ポルテ/スペイド商談のすすめ方
ポルテ/スペイドの値引きを引き出すにあたっては、上記のソリオ/バンディットの乗り出し価格の見積書を事前に入手してから臨みましょう。また、納期の違いについても確認しておきましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、ポルテ/スペイドの値引きを引き出し易くなります。
トヨタ ポルテ/スペイドの弱点は?
タンク/ルーミーに対する優位点の薄さ
コンパクトサイズに大きな左側スライドドアが特徴となっていたポルテ/スペイドですが、さらに1サイズ小さいタンク/ルーミーが後席両側スライドドアを装備して発売され、特徴がかなり薄まってしまいました。
発売からの期間もかなり経過しており、ポルテ/スペイドの大きな左側スライドドアを気に入っているという人以外はタンク/ルーミーがおすすめです。