スバル インプレッサ (初代 1992-2000):レガシィの弟分として誕生したCセグメント車 [GC/GF]

スバル インプレッサ 1992

スバル インプレッサ 1992

富士重工業は1992年11月、主力車種「スバル・レガシィ」の弟分となる新型Cセグメント車「スバル・インプレッサ」を発売しました。ボディタイプは当初4ドアセダンと5ドアワゴンの「スポーツワゴン」が用意され、前者は「スバル・レオーネマイア/マイアⅡ」の後継モデルとして位置付けられました。機構面では水平対向エンジンやFF/フルタイム4WDの駆動方式など、スバル伝統の技術が踏襲されました。

高性能モデルWRX系も用意

スタイリングは、セダンは奇をてらわないオーソドックスなイメージで纏められた一方、スポーツワゴンは従来のハッチバックともステーションワゴンとも異なる個性的なフォルムを備えていました。初期型のボディサイズは全長4,340~4,350mm×全幅1,690mm×全高1,405mmで、レガシィよりも全長が短く全幅は同等、全高は若干高いディメンションでした。

スバル インプレッサ 1992

スバル インプレッサ 1992

ホイールベースは2,520mmでレガシィより60mm短く、車両重量は990~1,220kgでした。サスペンション形式はレガシィと同様の4輪ストラット式で、スポーツワゴンには同様にエアサスペンション装着車も用意されました。エンジンは当初、1.5L SOHCのEJ15型、1.6L SOHCのEJ16型、1.8L SOHCのEJ18型、2L DOHCターボのEJ20型の4種類が用意されました。

スバル インプレッサ gravel ex1992

スバル インプレッサ gravel ex1992

最高出力/最大トルクはそれぞれ97ps/13.2kgm、100ps/14.1kgm、115ps/15.7kgm、240ps/31kgmで、トランスミッションは5速MTと4速トルコン式AT(※2Lターボ車を除く)が設定されました。当初のグレード体系はセダンが6タイプ、スポーツワゴンが7タイプのラインナップで、トップグレードはセダンのみに用意された2Lターボエンジン搭載の高性能モデル「WRX」でした。

スバル インプレッサ 1992

スバル インプレッサ 1992

そして1993年10月、WRXに4速AT車(最高出力220ps/最大トルク28.5kgm)が設定されると共に、スポーツワゴンにもWRXのMT/AT車が追加されました。追って1994年1月には、WRXのエンジンにファインチューニングを加え、アウトプットを最高出力250ps/最大トルク31.5kgmに高めて搭載する限定車「WRX STiバージョン」がセダン/スポーツワゴンに設定されました。

スバル インプレッサのCM

スバル インプレッサ CM 1993年

短期間ながらクーペも追加に

スバル インプレッサ 「リトナ」

次いで同年10月の一部改良で、セダンWRX・MT車の最高出力が260psに向上すると同時に、AT車が廃止されました。続いて1995年1月に、1.5L/1.6Lエンジンを搭載する2ドアクーペ「リトナ」が追加されました。次いで同年8月、セダン/スポーツワゴンに限定車「WRX STiバージョンⅡ」シリーズが設定されました。セダンは、アウトプットが最高出力275ps/最大トルク32.5kgmまで高められていました。

次いで1996年9月のマイナーチェンジでエクステリア・デザインが変更されると共に、2L NAのEJ20E型エンジン(最高出力135ps/最大トルク18.5kgm)搭載車が追加され、EJ16型エンジン搭載車及びリトナは廃止されました。同時にEJ15型及びEJ18型エンジンに改良が加えられ、最高出力/最大トルクがそれぞれ102ps/13.9kgm 、120ps/16.7kgmに向上しました。

スバル インプレッサ 1992

スバル インプレッサ 1992

又、セダンWRX系はエンジンが改良型のEJ20K型(最高出力280ps/最大トルク33.5kgm)に置換されました。続いて1997年1月、EJ20K型エンジンの最大トルクを35kgmまで高めて搭載する限定車「WRX STiバージョンⅢ Vリミテッド」(セダン/スポーツワゴン)及び「WRXタイプR STiバージョン」(セダン)が設定されました。

レトロ調モデル「カサブランカ」を設定

スバル インプレッサ 特別仕様車「カサブランカ」

次いで同年9月の一部改良で内外装が変更されると共に、全車に運転席SRSエアバッグシステムが標準化されました。同時に、セダン/スポーツワゴンにEJ20K型エンジンの最大トルクを36kgmまで高めて搭載する「WRX STiバージョンⅣ」が設定されました。続いて1998年9月の一部改良では、内外装の変更や各エンジンの改良などが実施されました。

この改良により、エンジンの最高出力/最大トルクはEJ15型が95ps/14.3kgm、EJ18型が115ps/17kgm、EJ20E型が155ps/20kgmとなりました。次いで1999年9月の一部改良で、WRX系のエクステリア・デザインが一部変更された他、スポーツワゴンにレトロ調の外観が備わる特別仕様車「カサブランカ」が設定されました。

続いて2000年4月に初代インプレッサの最後を飾る限定車として、EJ20K型エンジンの最高出力を300psまで高めて搭載する「S201 STiバージョン」が発売されました。そして同年8月にフルモデルチェンジが実施され、2代目モデルに移行しました。

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