[PR]記事内に広告が含まれています。

TVR グリフィス (初代 1963-1965):グランチュラ・マークⅢをベースとした第二弾モデル

TVR グリフィス (初代 1963-1965)

イギリスのスポーツカー専門メーカーであったTVRは、1963年に同社の市販車第二弾となる新型2シーター・スポーカー「グリフィス200」を発売しました。同社初の市販車である「グランチュラ」の進化版であるグランチュラ・マークⅢをベースとしながら、小型軽量なボディに分不相応なほどの大排気量エンジンが組み合わせられるなど、後のTVR車の方向性を決定付けたモデルとなりました。

新車購入ガイド:【2023最新】フェアレディZの値引き 納期 乗り出し価格

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

フォード製V8エンジンを搭載

TVR グリフィス200 (初代 1963-1965 出典:Wikipedia)

ボディの構造は、グランチュラ同様のチューブラフレームとFRPボディの組み合わせで、ボディタイプも同様にノッチバックの2ドア・フィクスドヘッド・クーペでした。ボディサイズは全長3,556mm×全幅1,626mm×全高1,257mmで、グランチュラから全長が若干延長されていました。一方、2,172mmのホイールベースに変更はありませんでした。

車両重量は864kgで、絶対的には軽量であったものの、グランチュラからは150kgほど増加していました。サスペンション形式は4輪ダブルウィッシュボーン式を踏襲し、駆動方式もコンベンショナルなFRが踏襲されました。エンジンは、グランチュラ・マークⅢのBMC製1.6L直4OHV(最高出力92ps)に代わり、3倍ほども排気量の大きいフォード製4.7L V8OHVシングルキャブレター仕様が搭載されました。

最高出力198ps/4,400rpm・最大トルク39kgm/2,400rpmの標準仕様のほか、オプションで最高出力275ps/6,000rpm・最大トルク43.4kgm/3,400rpmの高圧縮比仕様が用意されました。トランスミッションはともに4速MTが組み合わせられ、前者は最高速度225km/h・0-60mph加速6.2s、後者は最高速度262km/h・0-60mph加速5.2sのパフォーマンスを発揮しました。

新車購入ガイド:【2023最新】GR86の値引き 納期 乗り出し価格

マイナーチェンジで「400」に移行

後者のパフォーマンスは3L V12エンジンを搭載する「フェラーリ・250GTO」をもしのぎ、当時の市販車としてトップレベルのものでした。ステアリング形式はラック&ピニオン式で、ブレーキはフロントにディスク式、リアにドラム式が採用されました。その後1965年に、ベースモデルのグランチュラがマイナーチェンジを受けマークⅣとなると、グリフィスも改良型の「400」に移行しました。

200からの変更点は、ラジエターやリアサスペンションが再設計されたほか、テールランプの意匠が変更されました。また、ドライブトレインはオプションだった高圧縮比仕様エンジンが標準となったほか、ファイナル・ギアレシオが高められました。しかし、200で問題となったトリッキーなハンドリング特性が改善されたなかった400は、同年中に生産終了となりました。

後継モデルはリリースされず、同社のラインナップは一時的にグランチュラのみとなりました。2代目グリフィスがリリースされたのは、それから27年が経過した1992年のことでした。

新車購入ガイド:【2023最新】GRスープラの値引き 納期

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

その他メーカー時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ