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TVR サガリス (2004-2006):軽量ボディに大排気量エンジンを組み合わせた同社最後のモデル

TVR サガリス 2004

イギリスのスポーツカー専門メーカーであったTVRは、2003年に新型2シーター・スポーツカー「サガリス」を発表、翌2004年に販売を開始しました。同社のポリシーに則り、軽量化を図ったボディに大排気量・大パワーのエンジンを搭載、高いパフォーマンスを発揮しました。しかし、その後TVRが2006年に経営破綻したことにともないサガリスも生産を終了、結果として同社最後のモデルとなりました。

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コンパクトなボディ

TVR サガリス 2004

ボディの構造はチューブラフレームとFRPボディの組み合わせで、ボディタイプは前作「T350」同様2ドア・フィクスドヘッドクーペでした。スタイリングは、迫力溢れるフロントマスクや盛り上がったエンジンフードなど、レーシングカーのような雰囲気を醸すものでした。ボディ・ディメンションは全長4,057mm×全幅1,850mm(ミラー・トゥ・ミラー)×全高1,175mm、ホイールベース2,361mmでした。

TVR サガリス 2004

T350からは全長と全幅が拡大されたものの、ロータスのライトウエイトスポーツカー「エリーゼ」を一回り大きくした程度のサイズであり、絶対的には依然としてコンパクトでした。車両重量は1,078kgで、T350から100kg以上の軽量化を果たしていました。サスペンション形式は4輪ダブルウィッシュボーン式で、駆動方式は同社伝統のFRが踏襲されました。

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TVR サガリスの走行シーン

TVR自社製のエンジンを搭載

TVR サガリス 2004

エンジンは、TVR自社製の4L直6DOHC24バルブNA(最高出力375ps/7,000-7,500rpm・最大トルク48.3kgm/5,000rpm)が搭載され、トランスミッションは5速MTが組み合わせられました。そのパフォーマンスは、最高速度298km/h・0-60mph加速3.9s・0-400m加速12.7sという第一級のものでした。

ステアリング形式はパワーシスト付きのラック&ピニオン式で、ロック・トゥ・ロック2回転のクイックなギアレシオを備えていました。また、ブレーキはフロントに322mm、リアに298mmのローターが備わる4輪ベンチレーテッド・ディスク式が採用され、ホイール&タイヤはフロントに8.5J×18インチホイール+255/35R18タイヤが、リアに8.5J×18インチホイール+255/35ZR18タイヤが装着されました。

割り切った装備

TVR サガリス 2004

装備面ではTVRの文法に則り、ABSやエアバッグシステムといった安全装備や、横滑り防止装置やトラクションコントロールなどの電子デバイスを持たない割り切った設計が行われていました。また、エアコンやディスチャージヘッドランプなども標準では備わらず、有料オプション装備となっていました。

一方、信頼性やアフターサービスの面では、それまでの同社製モデルは十分とは言い難かったのに対し、このモデルでははじめて車両本体に2年の保証が付けられました。サガリスは、日本市場にも右ハンドル仕様車が正規輸入されました。

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