1976年に初代モデルがデビューした本田技研工業の小型乗用車「アコード」は、2002年10月に6度目のフルモデルチェジを受け7代目モデルに移行しました。国内仕様は欧州仕様と統合され再び全車3ナンバーサイズに拡大されると共に、世界トップレベルとなるCd値0.26の空力特性を実現しました。又、エンジン及びトランスミッションも刷新されました。
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i-VTEC仕様エンジンを搭載
ボディタイプは先代同様4ドアセダンと5ドアステーションワゴンが用意され、スタイリングはスラントノーズ及びウェッジシェイプの採用により従来からイメージが一新されました。ボディサイズは全長4,665~4,750mm×全幅1,760mm×全高1,450~1,470mmで、先代から全長・全幅・全高全てが拡大されました。ホイールベースは2,665~2,720mmで、ワゴンのみ先代から延長されました。
サスペンション形式は4輪ダブルウィッシュボーン式を踏襲し、駆動方式も先代同様FFとフルタイム4WDが設定されました。エンジンは、可変バルブタイミング・リフト機構+可変バブルタイミング・コントロール機構のi-VTECを搭載した直4DOHCユニットK型が採用されました。2LのK20A型と2.4LのK24A型が用意され、最高出力/最大トルクは前者が155ps/19.2kgm、後者が200ps/23.7kgmでした。
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安全装備を強化
トランスミッションは、全車に5速化されたトルコン式ATが組み合わせられました。又、安全装備はSRSデュアルエアバッグシステムに加え、EBD付きとなったABSやブレーキアシストが全車に標準装備されました。更にSRSサイドエアバッグシステムや、安全運転支援システム「Hondaインテリジェント・ドライバーサポート・システム」も用意されました。
当初のグレード体系は、セダンは2Lの「20E」「20EL」と2.4Lの「24T」「24S」「24TL」の5タイプ、ワゴンは2.4Lの「24E」「24T」の2タイプがラインナップされました。追って同年12月に、K20A型エンジンのアウトプットを最高出力220ps/最大トルク21kgmに高めて搭載し、6速MTや専用内外装、専用足回りなどが備わるセダンの高性能グレード「ユーロR」が追加されました。
次いで2004年10月のマイナーチェンジで装備の充実化が図られると共に、セダン20Eに代わり新グレード「20A」が設定され、ワゴンにも2Lエンジン搭載の20Aが追加されるなどグレード体系の一部見直しが行われました。続いて2005年11月の2度目のマイナーチェンジでは、内外装デザインの変更と共に欧州仕様スポーツサスペンションや専用の内外装が備わるK24A型エンジン+5速AT搭載グレード「タイプS」が追加されました。
そして2008年12月にフルモデルチェンジが実施され、8代目モデルに移行しました。
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