初代マツダ ルーチェ (1966-1972 SUA)
美しいスタイリングを持つハイオーナーカーとしてデビュー
マツダの中型4ドアセダン「ルーチェ」の初代モデルは、当時ベルトーネに在籍していたジョルジェット・ジウジアーロの手によりプロトタイプがデザインされ、マツダの社内デザイナーにより大幅なリデザインが施された市販型が1965年の東京モーターショーで初公開されました。そして翌1966年8月に、大衆車「ファミリア」に次ぐ同社の普通乗用車第2弾として発売されました。
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マツダ ルーチェロータリークーペ (1969-1972 M13P)
ロータリーエンジン車史上唯一のFF車
マツダは1967年の東京モーターショーで、小型乗用車「ルーチェ」がベースのロータリーエンジン搭載プロトタイプモデル「RX87」を出展、翌1968年の東京モーターショーでは内外装を手直しした最終試作型が公開されました。そして1969年10月に、市販モデル「ルーチェロータリークーペ」となって販売が開始されました。最大の特徴は、同社のロータリーエンジン車史上唯一となるFF方式が採用された事でした。
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2代目マツダ ルーチェ (1972-1978 LA22/33)
ロータリーエンジン車を追加し排ガス規制もクリア
「ルーチェ」は、1972年11月にフルモデルチェンジを実施し2代目となりました。スタイリングをそれまでのヨーロッパ調からアメリカ調へと大きく舵を切った他、ロータリーエンジン搭載車やハードトップボディが追加されるなどバリエーションが拡大されました。又、いち早く低公害車を用意した事も特徴でした。
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3代目マツダ ルーチェ (1977-1988 LA4)
2代目ルーチェの上位車種として登場し後継車種に
「ルーチェ」の3代目モデルは、1977年10月に2代目ルーチェの上位モデルとして「ルーチェ・レガート」の車名でデビューしました。そして翌1978年7月に、2代目ルーチェが生産終了になると同時に後継モデルとなり、車名がルーチェに変更されました。コンサバティブなモデルながら、初期型では個性的なフロントマスクを採用した事が特徴でした。
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4代目マツダ ルーチェ (1981-1986 HB)
コスモの姉妹車種となり新型ロータリーエンジンも追加
「ルーチェ」は、1981年10月に3度目のフルモデルチェンジを実施し4代目となりました。スペシャリティカー「コスモ」とボディやプラットフォームを共有する姉妹車種となった他、世界初のロータリーターボエンジン搭載車が追加されるなど、先代にはなかった新機軸が打ち出されました。
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5代目マツダ ルーチェ (1986-1995 HC)
V6エンジン&3ナンバー車を追加するもラストモデルに
「ルーチェ」は、1986年9月に4度目のフルモデルチェンジを実施し5代目となりました。先代で姉妹車関係になった「コスモ」と袂を分かち再び別設計の車種になると同時に、大排気量レシプロ車が追加されるなど上級志向を強めました。それと同時に、ルーチェとしてのラストモデルになりました。
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