初代トヨタ RAV4 (1994-2000 SXA)
都市型コンパクトSUVとして大ヒット
トヨタは1994年5月に、前年の東京モーターショーに出展したプロトタイプをベースにしたクロスオーバーSUV「RAV4」を発売しました。どちらかと言えばオンロードでの快適性を重視した都会派SUVであったものの、オフロードの走破性も抜かりなく追求されていました。カローラ店系列とオート店系列で販売され、前者は「RAV4 L」、後者は「RAV4 J」と呼ばれました。
2代目トヨタ RAV4 (2000-2005 CA20W)
北米市場の要望に応え一回り立派になった2代目RAV4
トヨタのクロスオーバーSUV「RAV4」は、2000年5月に実施されたフルモデルチェンジにより2代目モデルに移行しました。先代から基本コンセプトが受け継がれた一方で、プラットフォームやパワートレインは一新されました。又、主に北米市場からの要望に応える形でボディが拡大され、先代で難のあった居住性が改善されました。
3代目トヨタ RAV4 (2005-2016 CA30W)
トヨタ RAV4 2015
4代目RAV4を北米で販売後も国内では3代目が継続販売
「RAV4」は、2005年11月のフルモデルチェンジにより3代目となりました。海外向けは2013年に4代目モデルにバトンタッチされたのの、国内においては3代目モデルが継続販売されました。2代目モデルと比較すると、海外市場を意識しボディが拡大された事が特徴となります。
ボディを5ドアに一本化
ボディは2代目まで設定のあった3ドアが廃止され、5ドアに一本化されました。又、海外仕様はロングボディもラインナップされるものの、国内仕様はショートボディのみとなります。ボディサイズは全長4,335mm×全幅1,815~1,855mm×全高1,685mm、ホイールベースは2,560mmで、全高を除き2代目モデルから一回り以上拡大されると共に、ホイールベースも延長されました。
派生車種としてヴァンガード (2007-2013)も投入
2007年8月に、初代「クルーガー」の実質的な後継モデルとなる新型ミディアムクラス・クロスオーバーSUV「ヴァンガード」を発売しました。クルーガーが「ハリアー」の姉妹車種であったのに対し、ヴァンガードは「RAV4」の北米仕様とプラットフォームを共有し、「アクティブ&ラクシャリー」をテーマに内外装の上質感が追求されました。
4代目トヨタ RAV4 (2013-2018 XA40)
日本発売が見送られた知られざるヒット車4代目RAV4
2013年から北米市場に投入された4代目RAV4ですが、主力市場である北米に合わせたためボディサイズは大型化し、国内では需要が少ないと判断され、投入が見送られました。
日本導入は見送られたものの、世界的な販売は好調で2016年と2017年には世界でのSUV販売台数1位となるほどのヒットモデルとなった。
5代目トヨタ RAV4 (2019-)
ゴツゴツした野性味あるデザインで再登場の5代目RAV4
世界的なヒットモデルとなっていた4代目RAV4ですが、国内では3代目の販売が終了し、空白期間がありました。そして2019年4月10日にRAV4は5代目へのフルモデルチェンジを機に日本でも再発売となりました。
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