ホンダのミドルクラスセダン「アコード」は、先代モデルが2013年3月限りで一旦国内販売終了となってから3ヶ月後の6月、9代目となる新型が国内で発売開始になりました。ガソリン車だった先代に対し、国内向けはハイブリッド車専用モデルとなり燃費性能が大幅に向上した事、上級グレードにおいて安全装備の充実が図られた事が特徴となっています。
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大型化したボディは空力特性にも配慮
スタイリングはキープコンセプトにより先代の雰囲気を残しながら、近年のホンダ車に共通するアッパーグリルとロワーグリルを一体化した大型フロントグリルの採用により、新世代モデルである事がアピールされています。同時に、ボディの前後を絞ったバレルシェイプ(樽型)の採用やボディ下部のアンダーカバーにより、空力特性の改善を図った事が特徴になっています。
ボディサイズは全長4.915mm×全幅1,850mm×全高1,465mmで、先代よりも全長が185mm拡大された他、ホイールベースも70mm延長され2,775mmとなりました。車両重量は、ハイブリッド化の影響もあり先代よりも大幅に増加し、1,620kg~1,640kgとなりました。サスペンション形式は、先代が4輪ダブルウィッシュボーン式であったのに対し、フロントがマクファーソンストラット式に変更されました。
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独自の走行モード切替により低燃費を実現
パワートレインは、新設計の「SPORT HYBRID i-MMD」が採用されました。最高出力143ps/最大トルク16.8kgmを発生する2L直4DOHC NAエンジンと最高出力169ps/最大トルク31.3kgmの駆動用モーター、そして発電用モーターから構成されるパラレル型ユニットとなっています。又、法人向けにプラグイン・ハイブリッドも用意されます。駆動方式はFFで、トランスミッションはCVTとなっています。
このユニットの特徴は、バッテリーによるモーター動力で走行する「EVドライブモード」、エンジンで発電した電力によるモーター動力で走行する「ハイブリッドドライブモード」、主にエンジン動力で走行する「エンジンドライブモード」の3つのモードを自動的に切り替えて走行を行う事で、燃費は先代比で2倍以上勝り、軽自動車並みとなる30km/Lを実現しています。
インテリアや装備面では、居住性が先代より改善された他、標準グレード「LX」、上級グレード「EX」共にホンダ・インターナビ対応カーナビやスピーカーからノイズを相殺する音を出し室内騒音を低減するノイズキャンセリング機能が備わります。又、「EX」にはステアリング制御機能付き衝突被害軽減ブレーキ「CMBS」や車線逸脱防止装置、アダプティブクルーズコントロールなどが備わります。
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