[PR]記事内に広告が含まれています。

マツダ ファミリアプレスト (3代目 1973-1977):ボディサイズを拡大しロータリー車は廃止に [FA3]

マツダ ファミリア プレスト1300 1971

マツダ ファミリア プレスト1300 1973

1963年に初代モデルが東洋工業(現マツダ)初の本格派ファミリーカーとしてデビューした「ファミリア」は、1973年9月におよそ6年ぶりとなる2度目のフルモデルチェンジが実施され、3代目モデルに移行しました。車名は2代目モデル後期型同様の「ファミリアプレスト」を継承し、基本メカニズムを踏襲しつつ居住性重視の設計思想によりボディサイズが一回り拡大されました。

新車購入ガイド:【2023最新】マツダ3の値引き 納期 乗り出し価格

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

ボディは3タイプを用意

ボディタイプは、バン/トラックが2代目モデルのまま継続販売された為、2ドア/4ドアセダンと2ドアクーペの3タイプとなりました。スタイリングは、「オーバルシェイプ」と呼ばれた先代の丸みを帯びたフォルムが受け継がれました。ボディサイズは全長3,855mm×全幅1,540mm×全高1,350~1,385mmで、先代から全長・全幅がそれぞれ60mm拡大されました。

マツダ ファミリア プレスト1300 1971

マツダ ファミリア プレスト1300 1973

一方、ホイールベースは先代同様の2,260mmに据え置かれ、サスペンション形式も古典的なフロント:マクファーソンストラット式/リア:リジッド・リーフ式が踏襲されました。駆動方式も同様にFRを採用し、エンジンは「サバンナ」や「カペラ」などロータリーエンジンを搭載する新型車種の登場に伴い、レシプロエンジンのみのラインナップとなりました。

マツダ ファミリア プレスト1300 1971

マツダ ファミリア プレスト1300 1973

新車購入ガイド:【2023最新】CX-30の値引き 納期 乗り出し価格

エンジンはレシプロ1L/1.3Lでスタート

当初用意されたのは、先代からキャリオーバーされた1L直4SOHC(最高出力62ps/最大トルク8.1kgm)と1.3L直4SOHC(最高出力87ps/最大トルク11kgm)の2ユニットで、トランスミッションは前者に4速MTが、後者には4速MTと3速トルコン式ATが設定されました。カタログ上の最高速度及び0-400m加速性能は、1L車が140km/h・19.3s、1.3L車が155km/h・18.1sでした。

マツダ ファミリア プレスト1300クーペ 1973

マツダ ファミリア プレスト1300クーペ 1973

当初のグレード体系は、セダンが下から1Lの「STD」「DX」と1.3Lの「LX」「GL」、クーペが1Lの「STD」「DX」と1.3Lの「FX」「GF」のラインナップでした。装備面では1L車と1.3L車で差別化が図られ、前者が4輪ドラム式ブレーキ+6.00×12インチタイヤであったのに対し、後者にはフロント・ディスク式/リア・ドラム式ブレーキと6.15×13インチタイヤが採用されました。

マツダ ファミリア プレスト1300クーペ 1973

マツダ ファミリア プレスト1300クーペ 1973

1976年2月のマイナーチェンジで車名が「ファミリアプレスト1300AP」に

マツダ ファミリア プレスト1300AP 1976

マツダ ファミリア プレスト1300AP 1976

そして1976年2月に、昭和51年排出ガス規制に適合する為のマイナーチェンジが実施され、車名が「ファミリアプレスト1300AP」となりました。車名の通りエンジンが1.3Lに一本化されると共に、排出ガス規制をクリアする為希薄燃焼方式のAP(アンチポリューション)システムを採用した事に伴い、最高出力は72psにドロップしました。

そして翌1977年1月にフルモデルチェンジが実施され、再び「ファミリア」の車名に戻された4代目モデルにバトンタッチされました。

先代モデル:2代目ファミリア

マツダ ファミリア (2代目 1967-1978):スタイリングを一新しロータリーエンジン車も設定
1963年に初代モデルが東洋工業(現マツダ)初の本格派ファミリーカーとしてデビューした「ファミリア」は、1967年11月...

後継モデル:4代目ファミリア

マツダ ファミリア (4代目 1977-1985):ボディ形状を2ボックス型に変更しヒット作に [FA4]
1963年に初代モデルが東洋工業(現マツダ)初の本格派ファミリーカーとしてデビューした「ファミリア」は、1977年1月に...

新車購入ガイド:【2023最新】CX-60の値引き 納期 乗り出し価格

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

ファミリア時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする